【デュエマ】殿堂解除選手権 TierA+（その9 《不敵怪人アンダケイン》）

こんにちは、神結です。

なんか知らないけど雪が降ってます。東北にいた頃は雪が降らない方が心配だったのですが、なんかこっちで雪を食らうと普通に萎えます。

いや、これ1つ言わせていただきたいんですけど、雪国って家の作りが頑強なんですよ。寒さに強いというか家の構造が熱を逃がしにくいし、暖房器具も強いから家に入ってしまえば割と暖かいしアイスとか美味しく食べられるんですよね。ストーブに当たりながら食べる雪見だいふくって至福なんですよ。

ただ関東の方ってなまじ雪も降らないお陰で寒さに貧弱な家の構造なんですよね。暖房も脆弱で中々家が暖まらないから家の中も普通に寒いんですよ。あと乾燥にも弱い。

というわけで最近は常時ヒーター＋加湿器です。東北人、別に寒さに強くない。

前置きが長くなりましたが、今回はA+の第9回になります。

過去のまとめはこの辺から見られます。

Tier表について
今日のTierA+の殿堂カード
関連

Tier表について

Tier表はS~Eの6段階ですが、C~Aまでは＋－を追加したので全9段階あります。

各ランクの内訳はざっとこんな感じです。

S……ピン投であってもデッキの核であり、プレイした試合はほぼゲームが決まると言っていい。プレ殿有力候補たち。
A……明らかにおかしな動きをするカードであり、引いた試合は勝ちゲームにかなり近付く。
B……かなり強力なカード。プレイ出来るとゲームが優勢になったり、不利対面を捲れることもある。
C……解除出来るか微妙なライン、環境で使っても充分強力で殿堂カードとしてデッキに投入されることもしばしばある。”切り札”として程よいレベル
D……それなりに力のあるカードだが、環境的にいえば標準的なラインなので解除してもよさそう。
E……解除されても使われなさそうだが、それはともかくしてあげてほしい。

なお零龍等の外部カードについて殿堂カード扱いですが、対象外としています。

またあくまでこのTier表は「各カードを均等に見た場合のTier表」になるので、「このカードは直近で殿堂したから」とか「ランデスカードは重くみるから」みたいな外的な要素は一切考慮しないものとします。

今日のTierA+の殿堂カード

今回のカードはこちら。

W・ブレイカー（このクリーチャーはシールドを２つブレイクする）

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト４以下のクリーチャーを１体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
フシギバース [dd08]（自分のクリーチャーを１体タップしてマナゾーンに置き、 [dd08] からそのクリーチャーのコストを引いた数のコストを支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。ただし、コストは [dd01]より少なくならない）

罪状：自分は1コストのクリーチャーなのに4コストのクリーチャーを墓地からタダで出したから

これもテキストをコピペしただけみたいな感じなんだけど、実際本当にそれが悪かったんだよな。

というわけでオカルトアンダケインのアンダケインの方です。

ちなみに種族はデビルマスクです。古くからいる種族ですがクソみたいに地味な上に貧弱な種族です。が、何故かコイツとギャスカを輩出してしまいました。

オカルトでの動きは前回のシスKの記事に添付したZweiさんの動画をご覧ください。

デッキ名にもある通りオカルトアンダケインの核として活躍しましたが、潜在能力的には他のデッキでも充分に活躍できるポテンシャルを持っていました。というか、オカルトの陰でしっかりやばいデッキも開発されてたんですよね。

実際オカケンだけ止めたかったらシスKとオカルトだけでなんとかなったかもしれないんですが、オリジナルレギュレーションでもこのカードを軸にしたループがちゃっかり結果も残していました。アンダケイン殿堂の背景には、こうした事情もあったでしょう。

まあ4コストで何か怪しいするカードが無限にある現在のカードプールに於いては流石に危険ですねコレ。

十王編って「わかりやすいパワーカード」は少ない分、「なんか怪しい動きしそう」ってカードは（特に不死樹王国に）結構あるんですよね。《ライマー・ドルイド》とか《ファッション・ナスオ》とか。しかもコイツら、コスト4という。

実際そいつらを生かすためにこのカードも作ったと思うんですが、6コストで出してもそこまで強くないと判断したのでしょう。「フシギバース8」という能力も付与しました。

このフシギバースって効果ですが、自分のクリーチャーをマナにおけば墓地からこのクリーチャーを出してもいいですよ、ってものです。ただし、コストはマナに置いたクリーチャーのコストが高ければ高いほど安くなる、みたいな感じですね。たとえばフシギバース8だった場合、2コストのクリーチャーをマナに送ったら6コスト支払う必要があります。

で、この効果なんですが十王篇も第1弾だったということもあって調整加減も難しかったと思うんですよ。

結果この8という数字は《百万超邪クロスファイア》であったり、それこそ《煉獄の悪魔龍フォーエバー・オカルト》であったりといった「高コストだけどタダ」的なカードを用意出来てしまうんですね。

というわけでアンダケインの召喚コストは実質的には1。そりゃ、バグってると言われてもしょうがないでしょう。

殿堂していなかったらいまも何かしらをお供にして墓地から蘇生を続けていたことでしょうね。

まあもしかしたら今後の見直しを経てA+からは少し落ちるかもしれませんが、A以上は間違いないでしょう。

というわけで《不敵怪人アンダケイン》でした。

次回からいよいよTierS編が始まる予定でしたが……ちょっと寄り道をします。お楽しみに。

それでは、また。

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