【デュエマ】殿堂解除選手権 TierB-（その1）《腐敗勇騎ドルマークス》

ここまで来るともう解除の見込みなさそうとかって話ではないんだよな……。

こんにちは、神結です。

今回も殿堂解除選手権の方をやっていきたいところなのですが、ちょっとやり方を変えて1枚ずつ紹介する記事を書いていく感じになりました。

まあ全体のまとめもやりたいので、見返したい方にも不便にはならないよう考えています。よろしくお願いします。

それではさっそくどうぞ。

過去のまとめはこの辺から見られます。

Tier表について
今日のTierB－の殿堂カード
関連

Tier表について

Tier表はS~Eの6段階ですが、C~Aまでは＋－を追加したので全9段階あります。

各ランクの内訳はざっとこんな感じです。

S……ピン投であってもデッキの核であり、プレイした試合はほぼゲームが決まると言っていい。プレ殿有力候補たち。
A……明らかにおかしな動きをするカードであり、引いた試合は勝ちゲームにかなり近付く。
B……かなり強力なカード。プレイ出来るとゲームが優勢になったり、不利対面を捲れることもある。
C……解除出来るか微妙なライン、環境で使っても充分強力で殿堂カードとしてデッキに投入されることもしばしばある。”切り札”として程よいレベル
D……それなりに力のあるカードだが、環境的にいえば標準的なラインなので解除してもよさそう。
E……解除されても使われなさそうだが、それはともかくしてあげてほしい。

なお零龍等の外部カードについて殿堂カード扱いですが、対象外としています。

またあくまでこのTier表は「各カードを均等に見た場合のTier表」になるので、「このカードは直近で殿堂したから」とか「ランデスカードは重くみるから」みたいな外的な要素は一切考慮しないものとします。

今日のTierB－の殿堂カード

今回のカードはこれ。

・このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のクリーチャー1体を破壊し、カードを1枚自分のマナゾーンから墓地に置く。その後、相手はバトルゾーンにある自身のクリーチャー1体を選んで破壊し、自身のマナゾーンからカードを1枚選んで墓地に置く。

罪状：《不敵怪人アンダケイン》とのシナジーによる早期ランデス（未遂）

場に出したときに互いに1体破壊と1ランデスをします。

記憶が正しければ、プロモがコロコロだかの付録だったので、当時小学生くらいだった人は結構みんな持っていたカードだったんですよね。

かくいう私も「赤黒速攻に入れるとお洒落かも！」って思って入れたことがあったんですが、特に必要性を感じなかったので抜きました。まあ当時の私の大敵はブロッカー並べるデッキだったので《クリティカル・ブレード》とか《火炎流星弾》とかの方がデッキに欲しいカードだったので……。

ちなみにですが、他のみんなも持て余してるようなカードでした。当時のプロモなんて、だいたいそんなカードばっかだったと記憶しています。

唯一ちゃんと使っている人をみたのは、赤黒の【アッシュランデス】で《銃神兵ディオライオス》の5枚目としての運用でした。

ただコイツがアーマロイドじゃないので色々噛み合いが悪く、ほんとに5枚目としての運用でしかないのですが……。

あとはデュエプレでも極低確率で見掛ける《爆竜兵ドラグストライク》＋《極仙龍バイオレンス・サンダー》とのコンボとかですかね。（ちなみにデュエプレでお馴染みの《腐敗勇騎マルドゥクス》は、このカードが元になったものと思われます）

まあそんな感じで気難しいカードではあったのですが、現代においては一周回ってそういったカードの方が化ける可能性を秘めているわけです。

ご存知《不敵怪人アンダケイン》の登場です。

コスト4以下蘇生と噛み合いがよく、コロナ禍の直前にはアンダケイン＋ドルマークスを生かした墓地ソデッキが開発されていました。

このデッキが強かったかどうかと言えば、正直なところCSもなかったのではっきりといったことはわかりません。しかしながら「回れば3ターン目にランデスロックが決まるよ～」というギミックを重くみたのか、2020年6月の制限改訂にて《熱き侵略レッドゾーンZ》などと一緒に殿堂カードとなります。

当時はTwitterなどで「いやドルマークスはないだろ」「早とちり」などというコメントもあり、私もどちらかと言えばその考えに近かったのですが、CSも復活した後にあのデッキが登場します。

デュエマ界の【三神ザシアン】こと【オカルトアンダケイン】ですね。

ちなみに【三神ザシアン】はギミック的にはどちらかというと【バーンメア】に近いデッキです。あんまりオカルトっぽいデッキではないです。

で、その【オカルトアンダケイン】なのですが、ドルマークスが見える場所にあれば3ターン目にはランデスを始めることは充分可能なため「ドルマークスの殿堂、英断だったのでは？」と掌を返すことになりました。ちなみに後に《フォール・クロウラー》が見付かったため、やっぱり関係なくなったどころか「《暗黒鎧ダースシスK》殿堂しておけよ！」と言われることになりました。

まあちょっとややこしい殿堂経緯のあるカードではありますが、《フォール・クロウラー》があると言えどドルマークスにしか出来ないこともあり、アンダケイン絡みのデッキでは依然強力です。

そういった意味では殿堂から帰ってくることはまずないと言っていいでしょうね。

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