とりあえず今回のラストこれで。
立ち位置的には門番なんだけど、門番としては最強すぎるんだよな
本日の殿堂候補カード
- このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンまたは手札から、好きな枚数の他のカードを選んでもよい。このようにして選んだカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、選んだカードを墓地に置く。
- T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)
- マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
個人的な殿堂予想:B
C:殿堂は免れそう
B:五分五分くらい
A:殿堂濃厚
S:はよ〇ね
使用されているデッキの強さ:A+
というわけで今回紹介するのは《樹食の超人》です。《超七極 Gio // 巨大設計図》ではないです。
使用されているのは【グルメ墓地ソース】と呼ばれる、オリジナル界のミスター雑魚処理デッキです。《暴走龍 5000GT》+《大魔王 ウラギリダムス》+《ブラキオ龍樹》とかの盤面が出来るから、ふつーのデッキは捲れないんだよな。
最近だとアドバンスでも結果を残していたり(リストは基本同じ)、【ラッカ鬼羅スター】対策で≪7777777≫なんかが投入されているリストも活躍していますね。
そのデッキの核となっているのが《超七極 Gio // 巨大設計図》……じゃなくて《樹食の超人》です。
このデッキの動かし方は、割と簡単な方です。《超七極 Gio // 巨大設計図》や《巨大設計図》を脳死で連打し、4~5ターン目に《樹食の超人》で墓地に大量にカードを落とします。そこからGTとかウラギリダムスとかを経由してフシギバースで《ブラキオ龍樹》なり《大樹王 ギガンディダノス》なりを建てて完封するわけですね。
う~~~~ん、やっぱりこのデッキは《超七極 Gio // 巨大設計図》……じゃなくて《樹食の超人》を軸に動いているなぁ!!! 普通に《超七極 Gio // 巨大設計図》殿堂にしないか?
ちなみにデッキの解説になりますけど、まぁ自分より弱いデッキにはまずワンチャンも作らせません。キツいのはJOと青魔、そしてメタカードをバシバシ並べてくる鬼羅スターくらい。青魔も練度差あれば普通に勝てますからね。「グルメやなぁ……」は、オリジナルで雑多な環境になったときの決まり文句でした。
ちなみに簡単な方とは書きましたが、展開した後に負け筋潰しつつ詰めていくのはプレイヤーの腕の見せ所です。このデッキは呪文をケア出来ないので、そこはちゃんとプレイ出るんですよ。
……ただ問題は、この作業をやってて楽しいのって、グルメ使ってる方だけなんですよ。反対側に座ってるプレイヤーは手札はないしクリーチャー効果はないので、基本チャージエンドしてるか溜め息吐きながら引いたカードプレイしているだけでクッッッッッッソつまんない時間過ごしてるだけなんですよ。トリガーにワンチャン懸けるしかないんですが、そのワンチャンを潰す作業が目の前で行われているわけですからね。
普通にこのデッキ、ダメじゃないか? って割と思ってます。使ってるカードはかっこよくて好きなんですが……コイツより遅いデッキがかなり存在意義を奪われてます。
一応メタカードが刺さったりもしますが、《煌ノ裁徒 ダイヤモン星》以外だと有効なのって実は先攻だけだったり。後攻からのメタカードはそもそも《超七極 Gio // 巨大設計図》が通るので≪終焉の開闢≫で暴れられた後に《暴走龍 5000GT》で粉砕されたりします。上にも書きましたが、最近は≪7777777≫が採用されているのもかなり向かい風です。
……ところで先から《超七極 Gio // 巨大設計図》の話がそこそこ出てきていますが、本当にヤバいのはコイツだと思ってますけど今回は殿堂しないでしょう。
まさか《巨大設計図》は適正カードだったのに8枚にしたら大変なことになったとか巨大で巨大を回収出来るのがこんなにダメだと思わなかったとか、出して半年くらいしか経ってないカードで出来る筈もなく……。割と本番障害寄りのカードだと思っているんですけど、どうなんですかね……?
ちなみに《樹食の超人》が殿堂したらそれ自体は割と妥当だと思ってます。このカードも、結構危険なテキストが書かれてますからね。コストを払わないカードは、何時だって危険なのです。あとこのカードのマッハファイターは完全に余計なテキストです。このマッハファイター、かなり活躍します。
しかし《樹食の超人》が消えても、《超七極 Gio // 巨大設計図》をエンジンとする第二第三のデッキは今後も登場するでしょう。こっちも冬には流石に殿堂しているんじゃないでしょうか。
というわけで【グルメ墓地ソース】から《樹食の超人》の話でした。殿堂予想はB~Aですが、ワンチャン《超七極 Gio // 巨大設計図》が直接サヨナラする可能性に懸けてBとしておきます。
……というわけでこのシリーズも一応最後です。
なんか新弾で少し環境が変わっているので、最後に総括する記事を上げてこのシリーズも終わりにしようと思います。
そんなわけで、「キーワード能力解説シリーズ」の方も復活すると思いますので、楽しみにしていただければ。
それでは、また!
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