#毎日クソデッキ Vol.26 〜トリガーマシマシブライゼキューブ〜

 どうも、レッドことyk800です。《ブリザード》のナーフ調査来ましたね。

 詳細な調査記事は神結さんが上げてくださるそうなので個人的な感想を少しだけ書くと、けっこう思い切ったアクションに出たな、と感じました。以前「ナーフ水準は超えたパワーだと感じる」との感想を書きましたが、ここまで早く来るとは思っていなかったのでちょっと意外です。シーズンの変わる月末までに結論・報告を出したいということなんでしょうかね。

 これはDCG全般の話になるんですが、周辺パーツの補償について持ち出すのは個人的にはナンセンスだと思います。カードゲームってそういうものなので。実物のカードでも、「デッキのキーパーツが殿堂入りしたから周辺カード高く買い取ってくれ!」は通用しませんし、それを覚悟の上で遊ぶしかないんではないかなーと。

 《ダイヤモンド・ブリザード》は周辺パーツの汎用性がさほど高くない点が難しいとこなんですけど、基本的にはあくまでパックなどによる「メンテナンスのお詫び」という建前の補償に止め、分解レートは生成レート互換……とするのが妥当なんじゃないかなーという感じです。

 個人的に、今回の決定は英断だったと思います。具体的な内容よりも、「リアルと比較してバフされたカードに対しても監視・修正を怠るつもりはない」という立ち位置を明確に示してくれたのは、僕としては悪くないことではないかなと。
 もちろんナーフ入らないのが一番なんですけどね。おかしい時にすぐ動けるフットワークの軽さは運営としての魅力の一つだと思ってるので。

 ただし、これがTwitterなどでのユーザー感情におもねったものなのであれば、今後良くない方向に進んでしまう可能性が高いです。きちんと調査を行い、データに基づいた対応をしていただけるよう祈るばかりですね。

 微妙に長くなりましたが、ここから本編です。



 《「光魔の鎧」》と《「絶対の楯騎士」》に絶賛ドハマり中の僕が今日組んだのは、いわゆるブライゼシュート。ただしSSTはほとんど採用せず、《ブライゼナーガ》への依存度を極端に下げています。かわりに《ブライゼ》から踏み抜きにかかるのが合計5枚の《ミステリーキューブ》&《ホーガン・ブラスター》です。

 殿堂後はサーチ手段を駆使して《ブライゼナーガ》を探してくる他なく、そのためのラグが発生した隙にシールドを割られるとSSTが使えないという難点を抱えていました。そこで、踏み倒しカードを不安定ながらいつでもプレイできるカードに絞ることで、受け札のほとんどからSSTを排し、ブライゼナーガなしでも出力を担保できるようにしました。

 3→5のラインからもプレイできるこれらのカードで《ジスタジオ》と《ギガンディダノス》、さらに《ワルドブラッキオ》を揃えるのが最終的な目標。大量のトリガーでガッツリ時間を稼げるのでマナを伸ばして普通にプレイすることも視野に入れることができます。

 1枚だけ積まれたサーチは《ブライゼナーガ》だけでなくトリガーで《サイゾウミスト》を探してきて受けになるのが強いですね。あまり枚数は取れませんが、あるかないかで言えば圧倒的にあったほうがいいカードです。
 ちょっと重くなりますが、青マナの枚数のために《クリスタル・メモリー》に差し替えるほうがいいかもしれません。

 個人的に「推し」なのが《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》と《♪君は煌銀河の正義を見たか?》。

 前者は言わずと知れたパワーカードですが、後者もなかなかどうしてとんでもない出力を期待できます。《「絶対の楯騎士」》で表向きの盾を2面作るだけで3回のGR召喚を見込めるのが偉い。

 現時点でもトリガー《見たか?》から《ヨミジ》をめくると墓地の《「楯騎士」》や《「光魔」》から追加の盾を補充できるほか、<ギャラクシールド>や今後増えるであろう「直接シールドを表向きに追加するカード」との相性が良いため、2ブロック環境では定番の組み合わせになるかもしれません。
 環境がビートダウンに向くとすればかなり可能性のある組み合わせなのではないでしょうか。

 最初は「盾0から《「光魔の鎧」》でSST見せて牽制するの強くね?」と思いSSTを採用してデッキを組んでいたのですが、なくても普通にマナが伸びてロックまで到達してしまううえに、見えているSSTは《シャッフ》や《「本日のラッキーナンバー」》で容易に回避されることから今回は採用を見送りました。

 SSTが抜けた結果、文明の縛りを一切意識しなくて良くなったため、フィニッシャー部分はかなり自由。《「絶対の楯騎士」》との組み合わせでハンデスをすり抜けながら盤面を作れる《ギガンディダノス》だけは是非欲しいですが、《ジスタジオ》や《ワルド・ブラッキオ》は好みに合わせて組み換えてもいい部分です。《ロールモデルタイガー》などを入れて能動的なアクションを強化してもいいかもしれませんね。

 というわけで今日はトリガーを大量に入れて《ブライゼナーガ》で踏み抜いたり雑に《キューブ》を撃ったりしてめちゃくちゃするおもちゃデッキをご紹介しました。

 受けの強さとトップめくりからの押しつけが両立しているのが特徴で、安定感という言葉は「あ」の字もありませんが、キューブデッキ特有の「スカりまくってる間に雑にビートダウンされて頓死」という状況が起こりづらいのはこのデッキの面白い点です。

 息抜きにガチャする分にはストレスが少なく楽しいデッキに仕上がったので、めくり好きのアナタはぜひ遊んでみてくださいね。それでは、また明日!


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