皆さんこんにちは!のすけです。
殿堂発表ももう間近に迫っていますがまだまだ殿堂予想選手権は終わりません!
今回は「ファンタジーBEST」の顔ともいえるデッキである【デイガファイアーバード】篇になります!!
良ければ最後までお付き合いください!
デッキ概要
歴史
【デイガファイアーバード】は2024年7月に発売された「超感謝祭 ファンタジーBEST」でフィーチャーされてそのまま環境トップに、それもぶっちぎりのトップに登りつめ2025年2月現在も環境トップの座を維持しています。
発売当時の環境は【火水マジック】と【闇自然アビス】が覇権を争うまさしく「魔覇革命」の真っ只中でした。
発売直後の入賞数
《今週のCSヒストリー!!》
オリジナル
49 マジック
45 闇自然アビス
45 闇単アビス
39 天門
22 ファイアーバード
20 水闇COMPLEX
12 CRYMAXジャオウガ
11 マトリクスループ
8 ジャイアント
8 グラスパー
8 トリガーコントロール
7光水火ゴスペル
6 カウンター
6 DOOMドラゲリオン
5 水魔導具#デュエマ pic.twitter.com/DzDvH7noV1— デュエル・マスターズ公式アカウント (@t2duema) July 25, 2024
発売から2週間後の入賞数
オリジナル
68ファイアーバード
34水闇COMPLEX
21天門
20闇単アビス
17闇自然アビス
15マジック
15光水火ゴスペル
8ドリームメイト
6CRYMAXジャオウガ
6ライオネルスター
4DOOMドラゲリオン
4オービーメイカー#デュエマ pic.twitter.com/Pfw5CF1BlE— デュエル・マスターズ公式アカウント (@t2duema) August 2, 2024
この時点ではまだ殿堂入りは施行されておらず、「魔覇革命」はまだ終わっていないはずでした。
しかし【デイガファイアーバード】は環境を塗り替えたのです。
「超感謝祭 ファンタジーBEST」で登場した【デイガファイアーバード】を構成するカード達はどれも”狂ってる”と言える程強力でした。
ピーピングハンデスに除去とGSがくっついた《ハンプティ・ルピア》。
- {GS} G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
- このクリーチャーが出た時、相手の手札を見て1枚選び、捨てさせる。その後、その捨てた手札と同じコストを持つ相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。
メタ効果に加え、3キルも可能な展開を可能にした《ハッター・ルピア》
- 相手のマナゾーンのカードの枚数よりコストが大きい相手のクリーチャーが出た時、そのクリーチャーを破壊する。
- ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
- スピードアタッカー
- このクリーチャーが攻撃する時、ファイアー・バード・メクレイド5する。
《雷炎翔鎧バルピアレスク》や《龍后凰翔クイーン・ルピア》を除去を放ちつつ踏み倒せる革命的なS・トリガー《アリスの突撃インタビュー》
S・トリガー
- 自分の手札を1枚捨てる。その後、コストの合計がその捨てた手札のコスト以下になるように相手のクリーチャーを2体まで選び、破壊する。捨てた手札がファイアー・バードなら、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。
5マナ7500、ブロッカー、除去耐性と基礎スペックが破格な上、自壊が可能なメクレイドで再現性と打点を大きく向上させる事に貢献している女王《龍后凰翔クイーン・ルピア》。
ブロッカー
- スピードアタッカー
- W・ブレイカー
- このクリーチャーが破壊される時、かわりに自分の他のファイアー・バードを1つ破壊してもよい。
- このクリーチャーが攻撃する時、自分のファイアー・バードを1つ破壊してもよい。そうしたら、ファイアー・バード・メクレイド8する。
こう見ると足回りが整備がされたとかの範疇を超え、1パックでぶっちぎりの環境トップが生まれたと言っても過言じゃ無い事がよく分かります。
とは言いつつも【火水マジック】と【闇自然アビス】はハチャメチャに強く、有利と言えど何回も対戦していくと負ける回数が重なりました。
ある種、嬉しいけど嬉しくない目の上のたんこぶ的な存在が「魔覇革命」でした。
この「魔覇革命」が殿堂入りで退役してからが【デイガファイアーバード】の本領発揮でした。この勢いは留まることを知らず。
「ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」
「デュエキング2024」
「悪魔神、復活」
3つの新規エキスパンションを経て玉座を退く事はありませんでした。
こうして2025年2月に至るまで【マーシャルクイーン】と並んで最強の座を守り続けたのです。
概要
【マーシャルループ】がコンボデッキ代表なら、【デイガファイアーバード】はビートダウンの代表です。
2t《マジシャン・ルピア》or《ルピア&ガナテハ》からの3t《ハッター・ルピア》は決まったら勝ち確と言えるくらいの火力を誇り、そのまま勝ってしまう事も往々にしてありました。
ここに加えて《ポッピ・冠・ラッキー》と《ハンプティ・ルピア》のような超強力な妨害を動きの中で挟む事が出来る事もあり、”実質勝ち”を非常に作りやすいのも嬉しいポイントでした。
《雷炎翔鎧バルピアレスク》によるEXターンにより、トリガーケアも非常に容易なことからさながらEXWINデッキクラスの火力を誇りました。
その一方で《異端流しオニカマス》のような特殊な踏み倒しメタは厳しく【水闇COMPLEX】が厳しいマッチアップだったと言えるでしょう。
今回の殿堂候補カード
ハッター・ルピア
この【デイガファイアーバード】の核を担っている最強のクリーチャーですね。
常時発動している踏み倒しメタによってS・トリガーで登場したクリーチャーを破壊し反撃を防いだり、そもそものメインでの展開を抑えてマウントを取る事が可能になります。
そしてこの効果はあくまでサブに過ぎません。
このカードの本領はハイパー化後にあります。
前述したようにこのカードはハイパー化後のメクレイドによって3ターンキルが可能です。
メインと言いつつ、一応はついでに付いている効果なので正直何が捲れても強いのも嬉しいですね。
《マジシャン・ルピア》や《ルピア&ガナテハ》なら1枚手札が増えている。超つええ。
当然《雷炎翔鎧バルピアレスク》や《龍后凰翔クイーン・ルピア》が捲れたらそのままゲームエンド級の火力を作れますし、メタカードとハンデスと火力と言った具合に役割が分担されている事からその時々に応じた選択肢を取りやすいのも魅力と言えるでしょう。
雷炎翔鎧バルピアレスク
- スピードアタッカー
- このクリーチャーは、バトル中破壊されない。
- このクリーチャーが攻撃する時、ファイアー・バードを1枚、自分の手札から出してもよい。
- このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分のファイアー・バードを5つ破壊してもよい。そうしたら、このターンの後に自分のターンを追加する。
【デイガファイアーバード】における最大火力とトリガーケアを担保してくれるカードです。
EXターンの獲得によって防御系のトリガーは軒並み貫通出来る事もあり、基本的に相手をしてる際は《ヘブンズ・ゲート》からの《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》や《逆転の影ガレック》のような超特殊なトリガーを用いないと受からない事が殆どでした。
このような強力な踏み倒しトリガーも《ハッター・ルピア》と《ポッピ・冠・ラッキー》、《ハンプティ・ルピア》によって無力化出来たことから【デイガファイアーバード】を真っ向から受け止める というのは困難を極めましたね。
こうした突破力、火力の面で《雷炎翔鎧バルピアレスク》に大きく比重を置いていた事から殿堂予想では数多くの方が名前を挙げるカードになっています。
結局何が殿堂するんだい
個人的には《雷炎翔鎧バルピアレスク》の殿堂入りが濃厚だろうと考えています。
正直な所、強さという話だと《ハッター・ルピア》に軍杯が上がるのですが、ここが無くなってしまうと
【デイガファイアーバード】の存在意義やこれ如何に。
と言わざるを得ない程度には弱くなってしまいます。
逆に言うと《ハッター・ルピア》さえ残っていれば搦手ビートダウンとしての役割を充分果たせます。
これまでの近しい殿堂として【闇自然アビス】の《邪幽 ジャガイスト》や【火水マジック】の《瞬閃と疾駆と双撃の決断》が挙げられますが、これらも同様に今現在も環境に存在はしている事から、ある程度デッキとしての形が残るような殿堂入りが行われると考えます。
その上で上記の殿堂入りと《雷炎翔鎧バルピアレスク》の殿堂入りを比較すると正直相当【デイガファイアーバード】側が軽くはなってしまいますが、「超感謝祭 ファンタジーBEST」の発売からまだ半年という点も踏まえてアーキタイプ自体は保存してくるのでは無いかと推測されます。
以上の事を踏まえて今回の殿堂発表では【デイガファイアーバード】から《雷炎翔鎧バルピアレスク》が殿堂入りすると予想します。
まとめ
【デイガファイアーバード】は【マーシャルループ】と比較してもかなり結構蔑称で呼ばれることが多いデッキなのですが、その実はかなり骨太のビートダウンなのでめちゃくちゃに面白いデッキです。
噛めば噛む程味がする【デイガファイアーバード】、殿堂発表までもう幾許しかないこの期間に遊んで見ては如何でしょうか?
以上!今回の記事はここまでです。
のすけでした、また次回お会いしましょう!
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