【デュエマ】新殿堂答え合わせ 2023年夏の陣～新殿堂の感想・まとめ～

こんにちは、神結です。

この記事は本日行われた殿堂発表の答え合わせ……もとい、殿堂とその感想についての記事になります。

それでは、よろしくどうぞ。

新殿堂レギュレーション
新殿堂レギュレーションの所感
今後の展望について
カードの購入・予約はこちらから
関連

新殿堂レギュレーション

【殿堂・殿堂解除カード施行日発表】
2023年8月11日施行！

デュエチューブの生配信にて新情報公開中！https://t.co/LR8Y5w7tJw
#デュエマ pic.twitter.com/2SVBkgV3n7

— デュエル・マスターズ公式アカウント (@t2duema) August 4, 2023

というわけで新規の殿堂カードが

《神の試練》
《蝕王の晩餐》
《絶望神サガ》

の3枚で、新規のプレミアム殿堂はなし。

また殿堂解除として

《勝利宣言鬼丸「覇」》

が4枚使える、という内容になりました。

新殿堂レギュレーションの所感

というわけで本題はここからですね。

私の予想として《絶望神サガ》（殿堂ないしプレ殿）、《進化設計図》、《堕呪ゾメンザン》というものだったので、これはちゃんと外された感じです（サガは当たってるといえばそうなんですが、逆に今回サガを外した人はいないと思います）。

その上で改めて殿堂カードたちを見ると、個人的には「今回は抑え目にしたんだな」というのが第一感です。カードをそれぞれ順番に見ていきましょう。

《神の試練》

コストが同じカードが２枚出るまで、自分の山札の上からカードを表向きにする。

こうして自分の山札をすべて表向きにした場合、このターンの後に自分のターンを追加し、残りのゲーム中、自分の山札のカードが１枚もなくても、自分はゲームに負けない。

表向きにしたカードをすべて手札に加える。

殿堂となりましたが、環境に大きな変化はありません。

環境デッキでこれを一番使っている【青魔導具】は、そもそも1枚しか積んでいないケースが大半です。

また、このカードを採用している多くのデッキは、試練ループ以外の勝ち手段を用意しているor用意しようと思えば出来ることが多いため、デッキを根幹的に否定するケースは少ないでしょう。

そういうわけなので「意味ないじゃん」という意見も散見しましたが、当然わかっていてそれをやっているんだと思います。明らかに今回は《絶望神サガ》絡み以外で殿堂を動かす意図がないように見えるため、環境を動かす意図もないのでしょう。

では、どうして《神の試練》はこのタイミングで殿堂となったのか？

恐らくこれは、一旦殿堂にしておくことで「いつでもプレ殿にすることが出来る」ようにしたかったのでしょう。

過去に似たような経緯を辿ったカードとしては《ヴォルグ・サンダー》が挙げられるでしょうか。このカードは1回殿堂を挟んで、次の殿堂でプレ殿になりました。

恐らく公式側としては「一発プレ殿」というのは避けたい処置なのかもしれません。思い返せば殿堂を経由せずに一発プレ殿になったのは《天雷王機ジョバンニX世》や《ベイB ジャック》といった、本当にプレ殿にしておかないと何をするかわからない格が1つ違うようなカードたちくらいでした。

一発プレ殿にしない理由としては「プレイヤー側があまりに唐突に感じる」とか「取り扱い店舗に大量の不良在庫を押し付けてしまう」などといった事情なんですかね。もちろん、想像の話にはなってしまいますけど。「一発プレ殿するようなカードを作ると、本社に呼び出されて面倒くらい」とかだったら、それはそれで面白い？話。

まー個人的には今回のような殿堂のやり方は避ける（それこそコメント欄とかに「意味ないじゃん！」というのが溢れそうだし、それは嫌がりそう）と思っていたので、青魔導具の記事では「やるなら一発プレ殿」といった予想をしていましたが……。そこはあまり気にしなかった、というよりも一発プレ殿の方をむしろ嫌ったということなんでしょうね。

代替カードとして《♪必殺でつわものどもが夢の跡》は作ったので、そっちを使ってね、ってことなんでしょう。

ちなみに【青魔導具】ではもちろんそうなんですが、コスト3つの差は結構大きいと思っているので、すぐにこちらも後を追うということはないと思います、恐らく。

そんなわけで、《神の試練》はいずれプレミアム殿堂にするつもりなんだと思います。

実験……というより、チャレンジ精神を感じるカードとして、かなり面白かったんですけどね。現代デュエマにおいて、山札を残2枚まで掘り切る運用は、そこまで難しくありませんでした。使えるのもいまのうち、というところで、後悔のないように使っておきましょう。

私はヨミとイズモのこのイラストがお気に入りなので、もうちょっと遊ぼうと思います。

《絶望神サガ》、《蝕王の晩餐》

絶望神サガ

このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、カードを１枚引き、自分の手札を１枚捨てる。その後、自分の墓地にクリーチャーが３体以上あれば、コスト５以下のゴッドまたはコスト５以下のオリジンを１体、自分の墓地から出してもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。

蝕王の晩餐

自分のクリーチャーを１体破壊する。その後、それよりコストが１大きいクリーチャーを１体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

当然ながらサガは殿堂ですね。

その上で《蝕王の晩餐》まで掛けたことを考えると、恐らくは「サガをプレミアム殿堂にするかどうか」「【青黒ダンタルサガ】系のデッキがどのようにリペア出来るか」に関してはかなり慎重に検討を重ねたものかと思われます。

その中で《蒼狼の大王イザナギテラス》＋《蝕王の晩餐》のパッケージからのランクアップを危険視した、ということだと思います。これ一度発見されちゃっている以上、リペアの速度や精度も上がっていくので、何かヤバい匂いを感じ取ったか、或いは実際ヤバいものを見付けてしまったか、ということなんでしょうか。

《絶望神サガ》自体はゴッド・メクレイドなどでまだ1枚だったとしても使って欲しくて、それ故にプレミアム殿堂ではなく殿堂、そしてリペアに際して一番危険な《蝕王の晩餐》も一緒に掛けた、という経緯なんじゃないでしょうかね。

というわけで黒マグナム＋サガはどうってことないと判断されたわけですが、これはあまりに妥当だと思うのでそれでいいです。

《勝利宣言鬼丸「覇」》

スピードアタッカー

パワーアタッカー＋5000

T・ブレイカー

このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。（ガチンコ・ジャッジ：各プレイヤーは自身の山札の上から１枚目を見せ、それを一番下に置く。そのカードのコストが相手以上であれば、自分の勝ちとする）

こちらは殿堂解除です。予想で挙げた通りのことが実現しました、やったー！

《「勝利」の頂カイザー「刃鬼」》と一番相性がいいハンターが鬼丸覇だった……というか、新刃鬼がジャストダイバー持ちだったことや、そもそもフィニッシャーとなるカードが同時に収録されたなかったということで、サムライに遅ればせながらやっと刃鬼も“完成”に近付いたと思います。

現状アドバンスで刃鬼を使う意味合いはあんまり感じないのですが、オリジナルでならそこそこ可能性を感じているので、結構真面目に頑張ってみようと思います。