今回のGPでインタビューをしたときに、タイトルの質問を何人かにしているんですけど、その中でマイケルの回答が興味深かったんですよね。
インタビューの内容を今回の記事本編で使う機会がなかったので、別の機会になんかあれば取り上げようかな……と思ってたのですが、どうもそれっぽいタイミングの可能性があるので今回紹介しておこうと思います。
—対戦相手に払う敬意について、気を付けてることはなんですか？
マイケル「対戦相手が、他人であればあるほど、丁寧に接するようにしています」
神結「それはどういう理由です？」
マイケル「対戦って勝ち負けを決めるものだけど、対戦終わるとどっちかは絶対不快な気持ちになるんすよ」
神結「まぁ、どっちかは負けるからね」
マイケル「でも結局、対戦相手あってのゲームだから。だから、自分は最大限に丁寧な対応は心掛けてます。せめて『負けたのがこの人なら、まぁよかったかな……』みたいな気持ちを持って貰えるようにしたくて」
神結「あー……。対戦後というか負けた後ってナイーブになること多いですからね。相手が丁寧な人だと、何か救われた気にはなりますよね」
マイケル「のすけとかもよく言ってる気がするけど、『いや、負けたけど、めっちゃいい人だったわ』みたいな感じになるのが理想かな、と。だから逆に、知り合いで態度悪い奴とかには、ちゃんと注意しています」
（2022/10/1 インタビュー）
自分が丁寧な対応を心掛けてます、貴方に敬意を払ってますよ、と言葉にするのは野暮ですが、逆の感情は伝わってしまいがちです。
試合のやり取りの中で、負けても勝ってもそういった部分を上手く伝えていけるようになるといいのかなぁ、とは思ってます。
