【用語集】本ブログで使用している用語やデュエマで使われる語句についての解説

ここでは本ブログ内でしばしば使用しているデュエマ特有の用語、及び管理人がよく使う語句についての見解と解説、まとめになります。

ちなみに全然覚える必要はないので、参考程度に。初版が数年前なので死語もありますが、資料として残しておきます。

用語は順次追加していきます。ご意見などはTwitterで連絡ください。

あ行

アーキタイプ

TCGにおいてはおのおののデッキが採る戦略の基礎基本のことを指すケースが多い。具体的にはビートダウン、コントロールなど。【ハンデスコン】も【ランデスコン】も全てコントロールというアーキタイプに内包されている、という認識で問題ない。

一方でデッキタイプはあくまで【赤単アグロ】というような具体的なデッキ名称を指すケースで使われる。上記の例で言えば、「【ハンデスコン】というデッキタイプは、コントロールというアーキタイプの一部である」ということになる。ただデュエマにおいては「アーキタイプ」と「デッキタイプ」を細かに使い分けるケースはそこまで多くない。

なお時代が経つにつれてデッキタイプがアーキタイプに昇華していることもある。具体例を挙げれば、【ボルコン】はもはやアーキタイプに近い存在になったと言える。

 

アグロ

低コスト、或いは低コストで使用出来るカードなどでデッキを固めて、ゲーム最序盤から相手プレイヤーを攻撃することによって勝ちを目指すアーキタイプのこと。デュエマに於いては長らく「速攻」という言葉で表現されていたが(例:速攻の三国、【黒緑速攻】など)、シャドウバースを始めとしたDCGの普及などに伴いアグロという言葉も一般的になったことで、これらのデッキをアグロと表現することも多くなった。例として【アグロ零龍】など。

また本来、中盤以降にゲームを決めるデッキであっても、初手の状況や対戦相手のデッキによっては上記のような戦術を採用することがある。これを「アグロプラン」などと表現することがある。

例:今日ダムド使ったんだけど、1回戦の5cが事故ってたからアグロプラン通して勝ったわ

 

圧縮

主にデッキ圧縮のこと。デッキから不要パーツやいま使わないカードを引っこ抜いて、後で引きたいカードを引ける確率を上げる際などに使うテクニック。例えば、《ダンディ・ナスオ》でデッキ内のクリーチャーを墓地に送り、《死神術士デスマーチ》を引く確率を高める際などに用いることが出来る。

デュエマだとそこまででもないが、マリィという手札を山札に戻させて引き直させる妨害が一般的なポケカや、そもそもドロー出来る枚数に大きな制限のある遊戯王では割と必須のテクニック。

 

アドバンス

デュエルマスターズのレギュレーションの1つで、GRや超次元、零龍などといったデッキ外カードを使用出来る。(→オリジナル

 

アドバンテージ

①カードを使用して優位を得ること、または優位状況そのものを指す。転じて、特定の行動において優位を得たときに使用される。略称はアド。優位を失っているときはアド損やディスアドと表現する。
→使用例:CSは予選で負けたけど、ラーメン並ばずに食えたから流石にこれはアド。

②アドバンテージ大須店のこと。愛知県にあるカードショップ。

 

アドフィク

アドバンスのフィクサーの略。当ブログの実質的な準レギュラーであるみかづきさんのこと。

元々はDMGP2023(アドバンス)のインタビュー記事内で、みかづきさんを筆者(神結)が「アドバンスのフィクサー」と紹介したことに基づく渾名。長いのでアドフィクさん、と呼ばれている。

実際、当時はアドバンスのCSはロクに開催されていなかった一方で、みかづきさんはvaultを軸にアドバンス環境の考察・研究等をしており、それを自身の質問箱等で発信していた数少ないアドバンスの有識者だったのである。そのため、このような形でカバレージで紹介することとなった。

現在は当時より圧倒的にアドバンスのCSも増えたため、特にフィクサーも要らなくなった。

その上で彼は周囲から愛されているため、引き続きこの渾名で呼ばれている(こともある)。

なお類義語として、アドバンスの伝道師(アド伝)というのも存在している。こちらはZweilanceチャンネルのアドバンス担当のあんだんてさんのこと。(→オリ専)

 

アンタッチャブル

一般的な語句ではなるデュエマにおいては「自分のクリーチャーを相手が選ぶ時、このクリーチャーは選べない」効果のことを指す。代表的なカードとしては《異端流し オニカマス》など。

名称の元となっているのは《時空の英雄アンタッチャブル》であるが、このカード登場以前から同様の効果を持つカードはあり(《光器ペトローバ》)、その際にもアンタッチャブルという表現を用いられることも稀にあった。

なお《光器ペトローバ》および《ペトリアル・フレーム》由来の「ペトる」「ペトられてる」といった表現をされることもあるが、おじしか使っていないので若い読者諸氏は気にする必要は無い。

 

鉄板、の意味。おおよそ安定択、の意味で用いられる。

あらゆるカードゲームで使われる用語なので、覚えておくと別TCGプレイヤーと会話するときにも使用出来る。

同義語:丸い

対義語:尖る

例:いまの環境なら赤単を使うのが板

 

インフラ

「インフラストラクチャー」の略称で、広義の意味では生活や産業活動の基盤となっている施設・設備のこと。例としては上下水道や道路、鉄道、通信設備などが該当する。

転じて、デュエマに於いては「多様なデッキの基盤となるカード」を指すことがある。古くは《フェアリー・ライフ》や《エナジー・ライト》、現在では《メンデルスゾーン》や《天災 デドダム》といった初動の他、《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》、アドバンスだと《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》などを指すこともある。

何のカードをインフラとするかは人によって意見がわかれる部分でもあり、殿堂予想などでは「インフラなのかぶっ壊れカードなのか」が議論されることもしばしばある。

なお現代のインフラはハイテク過ぎるため、何をも考えずに《天災 デドダム》や《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》といったカードを基盤にデッキを組もうとすると、マナカーブや色基盤・プレイ難度などで手痛い税金を徴収されるケースもあるので注意しよう。

 

ウィニー

1~3マナくらいまでの低コストクリーチャーを主軸としたデッキ。代表例は【黒緑速攻】。

結果的にアグロになるが、《“轟轟轟”ブランド》や《我我我ガイアール・ブランド》など、見た目上のマナコストが高いカードが採用されているデッキに対して、ウィニーと表現することはない。ただしこれらのカードが引けなくて《凶戦士ブレイズ・クロー》などの1コストクリーチャーのみでゲームをすることを「ウィニープラン」などと言うことがある。

 

宇宙

この世の終わりみたいな盤面を作るデッキや出したら勝てるようなカードを無理矢理踏み倒すデッキ、およびそれらのデッキによって生み出された状況そのもののこと。主に《爆熱天守 バトライ閣》によってもたらされた盤面などに対し、使用されることが多かった。また奇想天外なプレイングに対しても使用されることがある。

また相手のデッキから宇宙の予兆を感じとった際は「コスモを感じる」と表現するケースも稀にある。

 

聖拳編(エターナルアームズ)

デュエルマスターズのシリーズの1つで、2004年に発売されている。

一応シリーズなので1年続いているが、敢えて「エターナルアームズ」と表現された場合は聖拳編第1弾を指すことが多い。この弾は《無双竜機ボルバルザーク》を始め、《母なる大地》などのプレ殿、殿堂カードの詰め合わせみたいな弾となっており、デュエマ初期の中でもかなり強力でイカれたパックである。

そのため、非常に強力なカードが多いシリーズをエターナルアームズ、などと表現することが稀にある。

なお類義語として、当ブログにおいては《魔導管理室 カリヤドネ》や《生命と大地と轟破の決断》、《マリゴルドⅢ》などを輩出した「超天篇第3弾」も同義で使用することがある。

 

おじ

端的に言ってしまえば、アラサープレイヤーのこと。使ってる言語が古い。彼らが数年以上前の環境やデッキなどについて話していることを「おじトーク」などと呼んだりする。当ブログの管理人も、flat-工房メンバー紹介動画にておじであることを明らかにされてしまった。

ちなみにおじの中でも更に上の年齢層だとおじいちゃんと呼ばれることがある。本人は年齢に敏感なことも多いので、出来ればそっとしておいて欲しい。切実に。

 

オポネント

大会などにおいて、順位決めの際に用いられる数値。勝ち数が同数の場合、しばしばオポネントにおいて順位が決定される。

競技ルール上は「オポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージ」と表現される。

詳細や正確な計算方法は競技ルールを参照してもらうことになるが、簡単に言えばそのイベントにおいて好成績を出しているプレイヤーと多く対戦していれば、その分数値が大きくなり順位決定時に有利となる。これは0-2から4連勝した4-2と、4連勝から2連敗した4-2とでは対戦相手の質が明らかに違うことが理由である。

 

オリジナル

デュエルマスターズのレギュレーションの1つで、メインデッキ40枚のみで戦うルール。(→アドバンス

 

か行

カジュアルプレイヤー

デュエルマスターズを主に競技以外のシーンでエンジョイするプレイヤーの総称。対義語としてガチプレイヤー、競技プレイヤーがある。

あくまで競技的には取り組まないという意味合いであるから、その実態は様々である。

例えば競技的にやるわけではないけど環境デッキは好きという人もいるし、真面目に練習してるわけではないけど参加しやすい大会としてCSに出る、というプレイヤーもいる。「環境デッキを使わない」「CSに参加しない」ことをもってカジュアルプレイヤーの定義とするには無理がある

そういうわけなので、結局カジュアルプレイヤーかどうかに関しては主に自己申告となる。

カジュアルプレイヤー同士でも流儀が違うため、交流に際しては自分の中の「カジュアルプレイヤー像」を押し付けないように注意しよう。

 

ガメる

一般的にはあまりお行儀のよくない行為のことだが、現在のデュエマプレイヤーは「蓄える」「抱える」に近いニュアンスの言葉として使っている。

ちなみに当ブログではのすけくんがこの言葉をよく使っている。

例:この対面は、ハンドをガメて相手のハンデスを透かすプランを意識しましょう

 

カラーリング(名称)

デュエマの文明を色で表現したもの。

火→赤 光→白 水→青 闇→黒 自然→緑 と表記する。(なお、ゼロ文明は無色ともそのままゼロと表記する場合もある)

またデュエマでは3色カラーのデッキとして、以下の名称が使われている。

出典はMTGだが、いずれも古いカードであるため逆に現代のMTGプレイヤーに伝わらない可能性はまあまあ高い

古くに一度定着した呼称が、長らくそのまま使われ続けていると推測される。

なおデュエマにおいては、2色のカラー名称はあまり使われることはない。「赤緑」が一般的で「ステロイド」と表現することは滅多にない。

アナカラー

黒青緑のカラーリング。代表的なカードは《天災 デドダム》。デドダムカラーと呼ばれることもある。

黒の破壊ハンデス、緑のマナ拡張、青の手札が補充が出来るため、コントロール性能は高め。反面、長らく防御面は手薄になりがちだった。しかし現在は《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》や《SSS級天災 デッドダムド》のお陰で高い防御力も有するように。なお《天災 デドダム》を使用出来ることが一番の利点なのでは? という意見もあったりなかったり。

代表的なデッキとしては【アナカラーデッドゾーン】や【アナカラーデッドダムド】、【アナカラーシャコガイル】、【アナカラーダークネス】など。そしてお馴染み【アナカラージャオウガ】も活躍している。

クローシス

黒青赤のカラーリング。代表的なカードは《ニコル・ボーラス》など。

マナに干渉することは苦手だが、黒の妨害や青のドロー、赤の破壊力も伴っているため、コントロールの花形的なカラーリングとも言える。【ボルコン】などはこのカラーを中心に構築されている。

代表的なデッキは【クローシスバスター】など。

シータ

赤青緑のカラーリング。代表的なカードは《ドンドン火噴くナウ》など。

このカラーは青緑でリソースを拡張でき、赤が高い決定力を持っていることからミッドレンジ戦略と非常に相性がいい。

反面防御力に関してはトリガー頼みとなるケースが多いため、一度リソースを枯らされるとそのまま敗北してしまうケースが多い。後続を抱えながら継続的に打点を送り込めるか、或いは初撃でゲームを決めることが出来るかが鍵となる。

代表的なデッキは【牙マルコ大和】、【ラムダビート】、【シータミッツァイル】、【シータRX】など。

デアリ

黒赤緑のカラーリング。《偽りの王 ヴィルヘルム》のカラーでお馴染み。

緑のマナブースト、黒の妨害、赤の火力と決定力は高いものの、ロングゲームを完遂するだけのリソースは獲得しにくい。そのため、ミッドレンジ戦略のデッキが多い。

代表的なデッキは【デアリモルト】、【デアリドギラゴン剣】、【デアリ墓地ソース】など。

デイガ

赤白黒のカラーリング。《最終龍覇 グレンモルト》が最も強力なこのカラーのカード。

リソースの拡張が難しいため、長らくこのカラーリングのデッキは環境にいなかったが、クロニクルデッキで《龍覇ラブエース》が登場したことで、事情が一変。【デイガドラグナ―】が環境を席巻した。

その他代表的なデッキは【デイガドルマゲドン】。

トリーヴァ

青白緑のカラーリング。代表的なカードは《怒流牙 サイゾウミスト》。

青緑のリソースセットに、白の防御力を備えた長期戦に極めて強いデッキでもある。一方で決定力が課題のカラーであるが、環境上でゼニスや《時の法皇 ミラダンテXII》が許される場合は、対ビートダウンキラーとして存在感を発揮出来る。

代表的なデッキは【トリーヴァビマナ】、【チェンジザダンテ】など。

ドロマー

青白黒のカラーリング。デュエプレ勢ではお馴染み、《超鎧亜キングダム・ゲオルグ》のカラーである。

青黒の妨害に加えて、白の防御力を足したことで強力なコントロールが可能になった。

特に【ドロマーハンデス】については長い歴史があり、一般的に「ドロマー」と言った場合はこのデッキそのものを指すことも多い。ドロマーは概念。

代表的なデッキは【ドロマーハンデス】に加え、【ハイドロハリケーン】【ドロマー超次元】、【ドロマーロージア】など。

ネクラ

白黒緑のカラーリング。高いことでお馴染み《砕慄接続 グレイトフル・ベン》のカラーである。何故か漢字に直して根暗と呼んでる人もいた。

緑のマナブーストをしたあとに、白黒の強力なコントロールカードを投げることが可能。ただこのカラーリングは《ハッスル・キャッスル》のお陰で成立していた気がしなくもない。

特に《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》で制圧して《聖鎧亜キング・アルカディアス》と《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》を揃える【ネクラギャラクシー】は一時期環境トップの戦績を残した。永続的にリソースを稼ぐ手段が乏しいので、呪文回収・墓地回収を上手く使いながら戦っていく必要がある。

代表的なデッキは【ネクラギャラクシー】、【ネクラガーディアン】【ネクラバラギアラ】など。

ラッカ

青白赤のカラーリング。《T・T・T》や《龍風混成 ザーディクリカ》が代表的なカード。

青白のメタビートに加えて赤の決定力を足したカラー。しかし元々は青で獲得したリソースを盤面に変換する能力は低かったため、長らくこのカラーのデッキも活躍がなかった。

しかし王来篇に入ると【ラッカ鬼羅Star】がその問題を解決し、現在でも活躍を続けている。

リース

白緑赤のカラーリング。《龍仙ロマネスク》のカラーであることから、ロマネカラーと呼ばれることもある。

赤緑によってマナブーストと決定力を持つことが出来るが、白の防御力を生かすほどのリソースを獲得は出来ない。ぶっちゃけやりたいことは赤白か赤緑かで完結している場合が多く、割とどちらかがノイズとなる。

ただ王来篇で、【リースRX】が活躍することが出来た。ラブエースすげ~~~~~

 

刻む

ビートダウン系のデッキにおいて、後のフィニッシュターンのためにあらかじめシールドをブレイクしておくこと。シールドを複数回・複数ターンにわけてブレイクするプランを取る際に使用する言葉。詰める、という場合もある。

本来デュエルマスターズはシールドをブレイクすると相手にハンドアドバンテージを与えてしまうため、出来れば打点を揃えて一気にブレイクした方がリスクが少ない。

ただし、ゲームの流れや手札の状況でそうした盤面を作ることが難しい場合は、複数回にわけてシールドを割り切るプランを取ることになる。その際に先に2点なり3点なりシールドをブレイクすることを「刻んでおく」などと表現している。

例:バスターを引けなかったからとりあえずワルスラで2点刻んだんだけど、向こうの盾からバスター引かれて普通に裏目ったわ

 

キモ略称

カードを略す際に、一般的・直感的ではない略称を使う事。或いはその略称そのものや、事象そのものを指すこともある。

例としては《龍素記号wD サイクルペディア》→いくるぺ など。

キモ略称は当然ながらコミュニケーション不全を引き起こすが、キモ略称を使っている側は気にしないどころかマウントを取ってくるケースも多い。

「何故キモ略称を使うのか」という命題に対しての答えは1つではないが、キモ略称が通ったとき(要するに難しい択を通したような感じ)や定着した時の快楽が忘れらない、という意見を貰ったことがある。

なお友人がキモ略称を使っており、それを不愉快に感じるケースがあったならば、素直に「分かりにくいからやめて」と伝えた方がよいと筆者は考えている。

 

キャントリップ

メイン効果とは別についている1ドロー効果のこと。代表例は《ジャミング・チャフ》など。

なお《アクア・ハルカス》はキャントリップの代表的なカードのように紹介されることがあるが、実はメイン効果が1ドローであるカードは厳密にはキャントリップと表現しない。(ただしデュエルマスターズにおいては、あまりここを区分しないことが多い)

 

クソデッキ

愛すべきデッキの総称。基本的に蔑称で使われることはほぼない。

メインギミックを聞いて思わず笑ってしまうようなもの、実現が極めて難しそうなコンボなどを追究しているデッキなどに対して、ある種の敬意を込めて「クソデッキ」と表現される。

またそういったデッキを数多く生み出すプレイヤーはクソデッキビルダーなどと呼ばれる。

なお稀にクソデッキがリストの改善や新カードの登場などによって劇的に強くなることがある。こうした場合、前述の性質も相まって極めて凶悪なデッキに成り代わることも多い。【メルゲドッカンデイヤー】などは、その説が割とある。

つまり何が言いたいかというと、クソデッキは愛しておいた方が何かとお得なのである。

 

クロック・パーミッション

アーキタイプの1つで、デュエマにおいてはパーミッションと呼ばれることもある。

概念的には「相手に6点入れられる前に、自分が相手に6点入れるデッキ」となる。デュエマにおいては、序盤を凌ぐ防御力を持っていてかつカウンター性能を有したデッキが該当する。広義の意味ではビートダウンに含まれるが、ゲームスピード的にはビートダウンとコントロールの中間に位置するアーキタイプと言える。

難しい概念であるためデュエマでこの呼称はあまり浸透しておらず、しばしばコントロールと混同される。実際問題、打ち消しなどのないデュエマに置いてはコントロール要素を含むことを避けられないケースが多い。

もっともクロックパーミッションを体現しているのは、【トリーヴァMAS】だろうか。《アポカリプス・デイ》による全体除去や《龍素記号Sr スペルサイクリカ》+《超次元ホワイトグリーン・ホール》で自分が負けない状況を維持しながら、《最終龍理 Q.E.D.+》という半永久的に維持可能な打点で殴り続けることで勝利を目指す。

それ以外のデッキで言えば【クローシスバスター】、【チェンジザダンテ】や更に《覚醒連結 XXDDZ》採用後の【5cドラサイ】はパーミッションと呼んでいいだろう。

これらは共通して一定の防御力と、カウンター性能を共存させている。クローシスは《裏切りの魔狼月下城》+《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》+バスターセット、チェンジザダンテはご存じのように《龍装艦 チェンジザ》の防御力+《時の法皇 ミラダンテXII》の封殺性能、【5cドラサイ】はドラサイという強力なカウンタースペルからの《龍風混成 ザーディクリカ》の展開および《覚醒連結 XXDDZ》のフィニッシュ力……といったような感じ。

→色々考え方がアップデートされたので、そのうち書き直します。

 

クラジャ

《CRYMAX ジャオウガ》のこと。

現代の《無双竜機ボルバルザーク》と評してもいいようなフィニッシュ性能をしているが、《CRYMAX ジャオウガ》自身はコントロール性能も高く、リソースを奪い尽くしてテクニカルノックアウトを狙うような戦いも出来る。

なお「誰が使っても同じ」と言われることもあるがそれは正しくないと筆者は考えており、このカードの使い方にも練度は生じてくる。そのため、より正確に評するならば「誰が使っても及第点は出せる」ということになるだろう。

 

ケア

特定の行動やカードなどを意識し、それに対応すること。(→墳墓ケアは、は行で説明)

例:シノビケアでちゃんと単騎出してから殴ったけど、ばっちりGS2枚踏んで死亡

 

高騰

DMYouTuberや特定のTwitterアカウントなどによってもたらせる、カードの価格上昇の自然現象のこと。基本的に値段が上がった場合しか動画にならないし、ツイートもされない。

〇〇高騰! は大会結果や公式から発表されるカードの事前情報に伴って起こることが多い。また大手DMYouTuberの動画で紹介された場合などにも発生する。

一般プレイヤーにとっては災害以外の何物でもないので、購入するかどうか、本当に必要かどうかは充分検討しよう。

 

5c

5色デッキの総称。読みは「ごしー」。cはcolorを指す。また4色カラーのデッキは「白抜き4c」などと表現されることが多い。

デュエルマスターズにおいては、5cと表現した場合はデッキタイプそのものを指すケースも多い

 

コントロール

長期戦の中で相手のリソースが尽きることで勝利を目指すゲーム戦略、及びそういった戦略採るアーキタイプのこと。ハンデスやランデスを軸にしたコントロールデッキはしばしば「陰キャデッキ」「陰キャ戦法」などのような表現で称えられることが多い。

デュエマは古来より青と黒が強く、これらのカラーが得意とするコントロールは長らく強かった。

また高コストに強力なカードが当然多いため、これらを使うためにデッキ全体をコントロール化する、というデッキ構築も一般的である。

 

さ行

CS

読みは「しーえす」で、チャンピオンシップの略称。公式のサポートカードが降りる競技性の高い大会。

 

事故

想定していないデッキの動きや、初動を一切引かない際などの現象を指す。事故った、などの形で使われる。

もっともそれが下振れを引いた上での事故なのか、「デッキの本来の動き」なのかはよくよく検証する必要がある。

初動を減らして事故を嘆くと白い目で見られるので注意しよう。

 

ジャスキル

相手の見た目上の防御力(残シールド枚数、ブロッカー数)に対して、攻撃側の打点がちょうどぴったり相手を倒すのに足りていること。just + kill の造語。

超過打点がある場合は、その打点数に応じて「ジャスキル+1」などと表現される。

自分が作った側のジャスキルは通らないが、自分が作られた側のジャスキルは通りやすい、というのはよくあるバイアスの話。

 

生姜

《勝利のガイアール・カイザー》のこと。

管理人はこの略称が非常に嫌いなため、当ブログでこの文字列を見た際には、一般的な食材の話だと認識してもらって構わない。

 

焼却

相手のシールドを墓地に置くこと。代表例として《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》や《熱き侵略 レッドゾーンZ》などの効果を「シールド焼却効果」と呼ぶ。

 

醤油

《勝利のリュウセイ・カイザー》のこと。

管理人はこの略称が非常に嫌いなため、当ブログでこの文字列を見た際には、一般的な調味料の話だと認識してもらって構わない。

 

スーサイド

自分の体力を削ってリターンを取ること。デュエマにおいてはシールドを減らしながら戦うこと、及びそのデッキタイプを指す。

《福腹人形コダマンマ》などが代表的なスーサイド系のカード。

この手のタイプのデッキは中々デュエマでは定着しなかったが、【Mロマワンショット】で《デビル・ドレーン》が注目され、一躍環境デッキとなった。

 

戦略的ハートバーン

モルネクの対天門ループドクトリンで、奥義。具体的に言えば天門対面で《超戦龍覇 モルトNEXT》を召喚したときに《爆熱天守 バトライ閣》で溜めるのではなく、《闘将銀河城 ハートバーン》で突っ張ること。提唱者はお馴染みZweilance。

これはZweilance自身が数々の調整・練習の中で至った結論であり、要するに《ヘブンズ・ゲート》1枚トリガーするだけで負ける以上は盤面に打点を作って溜めるよりも手札に《奇跡の精霊ミルザム》などを引き込まれないうちに早々に6点殴った方が総合的に勝率が出る、という研究結果に基づいた理論である。いわゆる「脳筋6点つっぱ」とはまた別の言葉。

なおデュエマにおける戦略とは基本的に「ゲームプラン」に近い言葉で、自身のデッキで対戦相手のデッキにどういった盤面を目指すのが、どういったカードを使うのか、などの大まかな方針を指す。一方で試合の中で具体的に「小型メタクリーチャーには《無双竜鬼ミツルギブースト》を当てる」「《閃光の守護者ホーリー》をケアするために、2点+3点《熱血星龍 ガイギンガ》を作る」というのは戦術と呼ばれ、戦術の高次に戦略が位置することになる。

となると勘の鋭い読者諸氏は「これは戦略的ハートバーンではなく、実は『戦術的ハートバーン』が正しいのでは?」と思うかもしれないが、実はそんなことはない。戦略的ハートバーンの本懐はあくまで「天門に対して急速に打点を揃えて殴ること」であり、《リュウセイ・ジ・アース》+《次元龍覇 グレンモルト「覇」》からの《最強熱血 オウギンガ》で殴り倒すことも戦略的ハートバーンに則ったものである。

要するに「戦略的ハートバーン」は言語的にも正しいよ、というお話。

 

絶対デュエマ!

とりあえず文末に置いておくといい感じになる言葉。

例:CS行ったら先4落城を2回されて0-2。絶対デュエマ!

 

全然いい!

相手のもっとも強い動きをされると敗北濃厚の状況下で、それ以外の動きをされた場合に使える。出典はもちろんささぼー

「むしろありがとうまである」とセットで用いられる。

 

ソリティア

ループ系やチェイン系のデッキが、1ターンにものすごい手数の動きを行うこと。元ネタは有名な一人用のトランプゲーム。

代表的なのは【天門ループ】【緑単ジャック】【ジョー星ゼロルピア】【青単スコーラー】など。必ずしもループである必要ない。

この手のデッキをソリティアデッキ、と呼ぶことがある。なおソリティアデッキはそのデッキの性質もあってか、しばしば規制の対象となる。

 

た行

退化

進化クリーチャーの進化先のカードを剥がす(バウンスする、マナに送る)こと。代表的なカードは《ロイヤル・ドリアン》。

またデュエルマスターズにはクリーチャーではなくカードを指定して除去するものがあり、これらのカードの特性をいかせば進化カードの進化元を場に残すことが可能。

このギミックを生かしたのが【落城退化】であり、《龍脈術 落城の計》は退化用カードとして広く使われている

 

盾確認

シールドの中身を確認すること。また、キーカードがシールドにあることは「盾落ち」などと表現する。

一応《ヴァリアブル・ポーカー》などで直接シールドの中身を確認することはあるが、大抵の場合は《クリスタル・メモリー》などのサーチで山札を見る際に、山札の中身と手札、マナにないカードから逆算してシールドの中身を確認することになる。

シールドの中身を全て把握するのはかなりの訓練が必要だが、キーカードの盾落ちがないかは確認しておきたい。

 

打点

攻撃側のアタッカーの数を指す。ただし相手のシールドの枚数に対しての数になるため、Wブレイカー持ちは2打点換算。ワールドブレイカーは基本的に5打点。

また少しややこしいが、相手のシールドがない場合は全てのクリーチャーが1打点になる。

6打点、6点=ジャスキル。

 

単騎ラフルル

《単騎連射 マグナム》+《音精 ラフルル》が盤面に揃うこと。またクリーチャートリガー+呪文トリガーを封殺している状況そのものを指す言葉として使われることもある。

これを最初にデッキに組み込んだのが【5cバスター】。【赤青バスター】などもこれを実現することが可能だった。

現在は《音精 ラフルル》がプレ殿となってしまっているため、原典通りの単騎ラフルルは実現不可になってしまった。

 

置換効果

ちかんこうか、と読む。おきかえこうか、でも通じる。

「~する時、かわりに〇〇する」「~する時、〇〇するかわりに××する」の効果のこと。《聖鎧亜キング・アルカディアス》や直近では《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》などが置換効果持ちである。

ルール上これは難しい問題が多く、競技プレイヤーでも正確に覚えているわけではない。

原則上「~する時、かわりに〇〇する」では~したことにはならないこと(例えば「破壊される代わりに手札を1枚捨てる」であれば、破壊されたことにはならない)、置換効果は連鎖しないこと(キングアルカがいる状況でロストソウルを食らった場合、手札のバイケンを出すことが可能)は覚えておきたい。

 

cip

Twitterでしゃばさんが説明していたけど、出たとき効果のこと。ちっぷ、と読むことが多い。

2ブロック(つーぶろっく)

2ブロックは、直近2年度分のカードで、カードの右下にブロックマークが入っているカードを使えるフォーマットです。

例えば、2024年度の2ブロックでは、2024年度の「王道篇」と2023年度の「アビス・レボリューション」が使えます。

(https://dm.takaratomy.co.jp/cls/creatorsletter55/)

2018年度より開始されたフォーマット。にぶろっく、などとも。説明はだいたい↑で完結している。

主にエリア予選などで採用されるレギュレーションではあるが、アドバンスと同じく愛好家も多い。

また限定プロモが高値で取引される唯一のレギュレーションであるので、興味ある人はぜひ。

 

Tier(ティア)

本来の意味だと主に「階層」などを指す単語だが、TCGにおいては「デッキの強さランキング」の意味合いで使われることが多い。上位デッキはTier1で、数字が大きくなるほどデッキとしての強さは落ちていくことになる。環境で一強のデッキなどはTierGODなどと表現されることもある。

なお「Tier」の定義にも様々な派閥があり、「単純なデッキの強さ」でTierを決めている場合もあるが、「デッキの強さに関わらず、環境に多いデッキ」で決めている場合もある。当ブログにおいては、どちらかというと前者の方を重視してTierランキングを作成している。

ちなみに格ゲーではTier1ではなく、「S Tier」とアルファベットで表現するケースが多く、殿堂解除選手権はこちらの文脈に従ってTierを設定している。

ちなみにTearとかTiaとか無限に誤字られている言葉でもあるので、正確に記述しよう。

 

DTL(でぃーてぃーえる)

デュエチューブリーグの略称。

 

ですなぁ……

ですなぁ……。

例:「ですなぁ……」「ですなぁ……」

 

デッキ基盤/マナカーブ

ゲーム序盤の動きの基礎となるカード群と、その組み合わせ。

例えば《フェアリー・ライフ》+《フェアリー・シャワー》からゲームを展開するデッキは「24基盤」などと呼ばれ、また《天災 デドダム》+《絶望と反魂と滅殺の決断》などでゲームを始めるデッキは「35基盤」と呼ばれる。また7のカードを頂点とするデッキについては、「357のマナカーブ」と表現することがある。

ちなみにライフ+デドダム+5コスト基盤はライフデドダムによる24基盤も、デドダムスタートの35基盤も実現可能で、比較的強固なデッキ基盤と言える。デドダムすげ~~~~

 

デネブログ

かつてデュエルマスターズを専門的に取り上げていたデュエマ最大手のブログ。

現在は管理人のシルク氏がデュエマよりもっぱらヴァンガードをやっていると噂。他人の女に手を出してモルトに追い回されている。

 

デュエパ

4人1組で対戦する、デュエマ版統率者戦。正式名称は「デュエパーティー」。

デュエマをパーティーゲーム的にも楽しんで貰おうと考案されたもので、デュエマEDHを管理していたメルキスさんの助言を得つつ、制定されたものである。

デッキにパートナーを設定する、60枚で組む、ハイランダー構築にするなど、通常のデュエマとは大きく異なったゲームである。

 

殿堂/プレミアム殿堂/温泉送り

1枚制限カードのこと。デュエルマスターズでは、活躍しすぎたカードに対して“殿堂”という名の栄誉を与えている。

なお禁止カードについては「プレミアム殿堂」という呼称がある。

かつて《無双竜機ボルバルザーク》が温泉に浸かっているCMが放送され、それがBBPで描かれたことからプレミアム殿堂になることを「温泉送り」と呼ぶ。

 

天門

《ヘブンズ・ゲート》のこと。また、このカードを主軸にしたデッキタイプのこと。ヘブンズが天、ゲートが門。

この理屈に基づいてか、《ヘブンズ・フォース》を天力などと表現する者もいたが、歴史の闇に抹殺された。

 

トップ

デッキトップのこと。無限の可能性が詰まっている場所。

また《ブレイン・ストーム》や《アクア・ベララー》などで山札を操作してトップを確定させることを「トップ固定」という。

例:トップから轟轟轟引かれて負け。絶対デュエマ!

 

トリガー

主にシールドトリガーの略称として使われる。またシールドから踏ませて相手の攻撃が止まる・受けきれるトリガーを有効トリガーと呼ぶ。何が有効トリガーになるかは、ゲームの中で常時判断しておきたい。

稀に起動効果の意味で「××されたことで、〇〇がトリガーした」といった使い方をする場合もある。

 

ドロソ

正式にはドローソースで、手札補充カードのこと。

ドロソには《エナジー・ライト》のような即時的に手札を増やすカードと、《龍波動空母 エビデゴラス》のような設置型の永続的に手札を増やすカードがある。後者については「置きドロソ」などと呼ばれる。

一方《エマージェンシー・タイフーン》や《サイバー・チューン》といったカードは手札を増やしていないので、ドロソというよりも手札交換と表現されることが多い。ただこれらのカードが採用されているデッキは墓地をリソースとして使用することも多いため、現実的にはアドバンテージを稼いでいる場合がほとんど。

なおflat-工房の配信切り抜きを作成・投稿し、その収益の一部をflat-工房に還元していた「flat-工房の永久ドロソ」という切り抜きチャンネルがある。この命名はまさしくドローソースを体現していると言っていいだろう。

ちなみにこのチャンネルの投稿者のことを便宜上「ドロソ」と呼ぶことがあり、投稿者本人も「ドロソ」と名乗っている。

 

ドルガンバスター

《“龍装”チュリス》から《蒼き団長 ドギラゴン剣》を革命チェンジさせる最強の動き。実際にやった場合は、帰り道に気を付けよう。

当ブログにおいては、最強行動の概念としてこの言葉を使う場合がある。

なお現在ではドルガンバスターより更に強い動きもあるため、この概念はしばしば上書きされることになる(類語→3サガ、4t星域クラジャ)

例:ライブからの焼き肉。さすがにドルガンバスター

 

な行

殴る

攻撃すること。盾を殴る、ここは殴らずターンを返す、などの使い方をする。

 

なにおき?

何が起きたかわからないときに使う。現在ではほぼ死語

 

2ブロック

(→参照:つーぶろっく)

 

は行

バイク

《轟く侵略 レッドゾーン》を始めとしたソニック・コマンドのクリーチャー、及びそれらのカードを軸としたデッキのこと。革命編で登場した「侵略」をメインのギミックに据えている。2015年が初出のデッキながら人気が高く、新規カードもしばしば収録されている。なお環境には入ったり消えたりすることでお馴染み。

また《轟く侵略 レッドゾーン》のような進化ソニック・コマンドを上バイ、《轟速 ザ・レッド》のような進化元を下バイと呼ぶこともある。

派生して、火のコマンド持ちであれば侵略元として運用することが出来るため、特に軽量のスピードアタッカー持ちはソニック・コマンドでなくともバイク認定されることがある。

 

ハイランダー

デッキに同一カードを一切採用せず、全て1枚ずつ採用して構築すること。要するに1×40になるため、全てのカードを殿堂カードと認識して構築するような格好になる。

なお必須カードや初動などに限って4枚採用するような構築を「準ハイランダー」などと呼ぶことがある(《フェアリー・ミラクル》のみ4枚採用した【5cコントロール】など)。

デュエマでは《天使と悪魔の墳墓》というハイランダー気味の構築であるほど強力に使えるカードも存在している。なお、想定する相手に対してそれぞれ回答となるカードを別々に採用する「シルバーバレット」戦術とは相性がいいが、ハイランダー=シルバーバレットという訳では無い。

なおハイランダーの語源については、「都市伝説」という前置きはあるがこちらで紹介されているので興味のある方は読んでみて欲しい。

 

バウンス

カードを手札に戻すこと。代表的なカードは、《スパイラル・ゲート》や《ドンドン吸い込むナウ》、《超次元ガロウズ・ホール》など。基本的に水文明はバウンス除去が主体となっている。

バウンスは盤面を手札に戻す行為なため、カードアドバンテージ的には損得0である。バウンスが比較的低コストで行えるのもそのため。

ただし1ターン稼げるというテンポアドバンテージが大きいのは覚えておきたい。

また自分のカードを手札に戻して使い直す、というプレイングも一般的である。

 

バケモン

凄いものに対して畏怖を込めて使う言葉。バケモンだ! 元ネタはもちろんささぼー。

デッキが凄まじく回っているとき、滅茶苦茶に強い引きをしたとき、そもそものデッキのギミックがイカれた発想をしているとき、人はこの言葉を叫ばずにはいられない。

 

踏み倒し

正確には「コスト踏み倒し」。正規のマナコストを支払わずにカードを使用すること。

デュエルマスターズにおけるもっとも強力な行動の1つであり、《ミステリー・キューブ》に留まらず革命チェンジやループなどはだいたいこれを使用してきた。

近年はこの行為に対してメタカードで止められることが多くなり、踏み倒す側とメタカードで防ぐ側で激しい攻防があったりする。

 

ハンデス

手札破壊のこと。また、手札破壊を軸としてたコントロールのデッキタイプの1つ。《ゴースト・タッチ》や《ロスト・ソウル》が代表的なハンデスカードである。相手の手札を減らして選択を奪い、ゲームを有利に進めるのが狙い。陰キャ戦法、などというお褒めの言葉をいただくことも多い。

ハンデス自体は自身のアドバンテージを獲得する行為ではないため、ハンデスの前後に何をするかが重要となってくる。盤面を固めてハンデスをする、ハンデスしたあとにドローをしてリソース回復するなど、何か他の行動とセットで行いたい。

またハンデスにも「セルフハンデス」「ランダムハンデス」「ピーピングハンデス」の三種がある。セルフハンデスは相手が自身でカードを選んで墓地に置く効果で、ランダムハンデスはカードを見ないで選んで墓地に置く効果、ピーピングハンデスは相手の手札からカードを選んで墓地に置く効果である。

セルフハンデスは相手の手札が少ないときや他のハンデスと合わせたときに効果的で、ランダムハンデスは相手の手札を減らす過程にはしばしば使用される。ピーピングハンデスはハンデスデッキではなく、ビートデッキなどにもしばしば採用され、相手の防御カードの核となるカードを落としたり、先後手を入れ替えるといった使用が可能で強力。

ちなみに全ての効果を同時に使うなら、セルフハンデス→ランダムハンデス→ピーピングハンデスの順に行うのが、より効果的。

また後手を捲りにくいカードゲームにおいて、後手のハンドアドバンテージを生かしやすい戦略であることも覚えておきたい。

 

ビートダウン

クリーチャー主体で相手を攻撃して勝つことを目指すこと。またはその行為。

本家MTGではどうやらビートダウン=アグロの意味合いで使われることが多いらしいが、デュエマにおいてはアグロやミッドレンジがシールドを殴る行為自体をビートダウンと呼称するケースが多い。ただアーキタイプの意味合いでビートダウンという言葉を用いるケースは多く、実際の使い分け基準は割と曖昧だと言える。

例:いまの環境は赤単やリースRXみたいなビートダウン系のデッキが多いね

 

pig

破壊されたときに発動する効果。これもしゃばさんがツイートしていたので、それを引用したい。

 

ビマナ

ビッグマナの略称。大量のマナを溜め、高コストのパワーカードでゲームを決めるデッキタイプ。代表的なデッキは【白刃鬼】など。

これも実際のところアーキタイプの一部と言えるかもしれないが、境界線は割と曖昧。

ブーストとリソース拡張札と防御札とフィニッシャーをデッキ内に同居させる必要があるため、デッキ構築の難易度やデッキとしての安定性は割と低い。事故は友達。

なお管理人は「マナを伸ばすこと」をビマナの必要条件だとは捉えていないが、その話は長くなるのでここでは割愛する。

 

ファローシャッフル

横入れシャッフルのこと。

もっともランダム性を担保できるシャッフル方法で、競技の場においてはファローシャッフルを行うことが推奨されている。

競技イベントに参加するプレイヤーであるならば、ファローシャッフルは練習しておきたい。

 

フェアプロ

フェアリープロジェクトの略称。

元々はGP2ndにてフェアリーらが共同で【緑単ベアフガン】を持ち込むことをフェアリープロジェクト、と呼んでいた。ちなみにZweilanceは直前で裏切ってモルネクを使った、という逸話もある。

その後時を経てYouTubeのチェンネルネームとして使用される。現在は解散してしまったものの、DMYouTuberや競技・カジュアルシーンに与えた影響はものすごく大きかった。現在でもフェアリー・Zweilance両氏を併せて「フェアプロの二人」などと呼ぶ場合もある。

 

フリーズ

「バトルゾーンにある相手のクリーチャーを〇体選び、タップしてもよい。そのクリーチャーは、次の相手のターンのはじめにアンタップされない」効果のこと。

実はフリーズというキーワード能力自体は存在するが、「このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。そのクリーチャーは、次の相手のターンのはじめにアンタップされない」というものであり、実はアタックトリガー能力なのである。

cipでこの同等の能力を付与する際に「フリーズ」という言葉を使えないため、毎回このテキストが記述されることになっているのだが、プレイヤーたちには関係のない事情であるため構わずフリーズと呼んでいる。

 

プリン、プリン効果

「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。」効果のこと。この能力をもっている代表的なクリーチャーである《勝利のプリンプリン 》に倣って、こう呼んでいる。

 

墳墓ケア(墳墓避け)

《天使と悪魔の墳墓》をケアする行為のこと。

同カードはマナと場にある同名のカードを破壊するカードであり、マナを伸ばすデッキに対しては6枚ランデスなども可能。クリティカルに決まると1枚で凄まじい量のディスアドバンテージを与えることが出来る。

こうならないようにするのが、墳墓ケアである。

墳墓ケアは構築の段階で別名の同能力持ちの採用をわける(例:《シビレアシダケ》と《幻緑の双月》と《大冒犬ヤッタルワン》をそれぞれ2枚ずつ採用する)ことと、ゲーム内で意識してマナ置きが被らないようにすることの2パターンあり、いずれも墳墓が採用されやすい対ドロマーハンデス戦などでは重要になってくる。

なお現代では肝心の《天使と悪魔の墳墓》自体は殆ど使われておらず、「おじいちゃん、墳墓ケアより〇〇をケアする方が先でしょ」などとおじプレイヤーに対しての皮肉として使われることもあるとかないとか。

 

文明表記

当ブログではデュエマ公式の表記に準じて「火光水闇自然」の順番でカラーリングを表記している。

例えばラッカカラーであれば「火光水」、デイガカラーであれば「火光闇」となる。

なおSRなどのナンバリングなどは「光水闇火自然」の順になっているが、デュエマは火文明を優先するルールがあるようで、主任Kが書いたカバレージなどでは「火水マジック」のように表記しており、開発部デッキも「火闇邪王門」という名称で発売されている。

なお何故か鬼羅スターのデッキは「光水火鬼羅.Star」となっているが、3色になった瞬間表記順ルールが変わるとは考えづらく、たぶん誤植なので気にしないこととする。

 

墓地ソース

略称は墓地ソ。

本来は墓地を大量に肥やして利用するギミック、およびその戦術を軸としたデッキの呼称。

しかし「墓地ソース」と言った場合には、エピソード3期以降に登場したクローシスカラーのメルゲループ及び《暴走龍 5000GT》をフィニッシャーとしたデッキのことを指すケースが殆どである。よって、他の墓地利用デッキ(例:【ロマノフワンショット】、【ムカデループ】、【オカルトアンダケイン】)を「墓地ソース」と呼称することは現状あまりない。

なお、キーカードを墓地に落として蘇生呪文(《インフェルノ・サイン》など)で釣り上げるギミックは「リアニメイト」と呼ぶ。(→詳細はら行へ)

初出がエピソード3期と長い歴史を持つデッキであるため構築は時代によって異なるが、メルゲループのギミックが殿堂によって機能しなくなって以降は、「いかに《暴走龍 5000GT》を早々に召喚するか」に重点が置かれていることは共通している。カラーリングは基本的にはクローシスであるが、他のカラーリングを使用している場合は【デアリ墓地ソース】などといった注釈が付くことが多い。

ただ《樹食の超人》を起点としてフシギバース軸の墓地利用デッキが、2021年の冬頃に流行した。その際は【グルメ墓地ソース】と呼称されるケースが多かったため、「墓地ソース」の言葉が指す範囲にも今後変化があるかもしれない。(もっとも【グルメ墓地ソース】も《暴走龍 5000GT》を使用することに違いはないのだが)

なお管理人は、「墓地に置かれたカードの質は問わず、とりあえず大量にあること」を求めているデッキに対しては「墓地ソース」の名称が与えられるものだと解釈している。

 

ボトム(ボトム固定)

デッキの一番下のカードのこと。また《ドンドン吸い込むナウ》などを使用し、デッキの一番下のカードを固定すること。

デュエルマスターズはデッキの最後の1枚を引いてしまうと敗北するため、デッキの40枚目のカードは実質的に使用不可能なカードとなっている。40枚目にループのキーパーツなどが落ちないために行うのが、ボトム固定である。基本的には山札の下に戻す効果などが付いているカードで、ボトムを固定することになる。

派生として《パーロックのミラクルフィーバー》を使用するためにボトム数枚を固定しておく、というテクニックもあった。

また上級者やオタクは《ドンドン吸い込むナウ》などを複数回使って、デッキそのものを固定してしまうことも可能

なお《時空の賢者ランブル 》の覚醒効果にボトムのカードを言い当てるというものがあり、その条件達成のためにもかつてボトム固定は必須テクニックであった。現在はランブルを使うケースはほぼないため、あまり見掛けるケースはない。

ま行

捲り(まくり)

不利なゲームを逆転すること。同じ漢字を使うが、めくりとは別。

例:赤単に3t我我我されたけど、盾強すぎて捲ったわ

 

負けでいいです

「対戦ありがとうございました」の同義語。

 

マッドネス

手札から墓地に捨てられる際に、発動する効果のこと。大抵のカードは置換効果で場に出る。ハンデスに対する有効な対策手段の1つと言える。

なおマッドネスには所謂初期型と後期型と呼ばれるものがあり、それぞれテキストが違ってくる。

初期型は《斬隠蒼頭龍バイケン》に代表されるような「相手のターン中にこのクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりに出してもよい」という記述になっており、自分のターン中にマッドネスを起動することは出来ない。例えば自分のターン中にトリガーで踏んだ《ゴースト・タッチ》などから場に出すことは出来ないが、反面相手ターン中にトリガーで踏ませた《エマージェンシー・タイフーン》などから場に出すことは可能。

後期型は《永遠のリュウセイ・カイザー》に代表される「相手の呪文の効果または相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりに出してもよい」といったテキストになっており、相手の呪文かクリーチャー効果であればターンを問わない。

かつては初期型のマッドネスのテキストを生かし、《霊騎秘宝ヒャックメー》の召喚時に手札を全て捨てる効果を生かした【カウンターヒャックメー】が環境でそこそこの存在感を放っていた。

 

マナだよなぁ 潰してえのは

デュエチューブで2021/10/12に公開された「【デュエマ】20周年でナイトデッキが熱い!?新カードでパワーアップさせナイト!!【デュエキングMAX】」内でチアリが放った言葉。

《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》を召喚したチアリがウッキウキでこの言葉を呟いてる。決め台詞調ではなく、軽い感じに言っているのがまた恐怖を感じる。

ちなみにチアリはこの試合中に2回マナを潰した。

 

ミッドレンジ

リソースをある程度拡張した上で、そこから強力なカードでビードダウンをするアーキタイプ。緑のマナブーストと、赤の突破力を生かした構築が多い。かつての【ボルバルブルー】を始め、伝統的にコントロールが強いデュエマでも非常に強力なデッキを幾つか輩出している。

6~7マナ前後の中盤域で使用出来る強力なフィニッシャーを使用出来るのが、アグロにはない大きな強み。コントロール側に一度防御陣を築かれても、無理矢理打開して突破することも、決して不可能ではない。

近年でこのアーキタイプの化身と言えるのが【赤緑モルトNEXT】で、そのパワーで数々のデッキを葬ってきた。また現在では【リースRX】などもミッドレンジの代表的なデッキと言えるだろう。

 

捲り(めくり)

山札を捲る行為を指す。まくる、とは同じ漢字を書くが別の行為。

代表的なカードは《ミステリー・キューブ》や《ホーガン・ブラスター》、《アクア・スペルブルー》など。要するにコスト踏み倒しとセット。

捲り次第で勝敗が決するデッキのため、使っている方は無限に楽しく使われる側が笑顔が曇ることになる。

 

メタゲーム/メタカード

環境の流行に対して、そこに有利な選択をすること。ただしデュエマにおいてメタゲームとは「環境の流行の総評」といったようなニュアンスで用いられることも多い。例えば環境考察記事で「現在のメタゲーム」と言う場合は、現在の環境の流行に関する内容であると推測出来る。

単純にメタ、とも言う。

転じてメタカードは環境に対して有効なカードのことを指す。ただ現状では、メタカードと言うときには「特定の行為、行動を制限するカード」の意味で使用されることが多い。〇〇メタ、であれば〇〇に対して有効なカードのことである。

例:《異端流し オニカマス》はかつて最強のメタカードだった

 

モヤシ

破壊されたときに手札に戻るクリーチャーのこと。

元ネタは《アクア・ソルジャー》を評した《喧嘩屋タイラー》の「もやし野郎のくせに、根性だけはたいしたもんだ。」というフレーバーテキスト。《アクア・ソルジャー》はもちろんモヤシ能力持ちである。

 

や行

勇気の1点

勇気を出してシールドに1点攻撃すること。1点+4点+バルチュリスの状況を作れたり、その1点で大きなアドバンテージを取れる際にしばしば敢行される。

ただし大抵の場合、トリガーを踏むと全てが台無しになる状況が殆どである。だから勇気が必要なんだけども。(例:《芸魔隠狐 カラクリバーシ》、《森夢のイザナイ メイ様》など)

ちなみにその1点は本当に行く必要があるのか、勇気を出すべきなのかどうかについては、しっかり検討しておきたい。

 

読む(読み)

相手のデッキやこれまでの行動などから、手札や次の行動を推察すること。

そのデッキへの理解度が深い場合、相手のマナチャージされているカードからある程度の手札を推察することも可能であり、上級者はしばしば高い精度で手札を言い当てる。

またそのターンから2,3ターン先の展開を推測することもまた「読み」である。これらは将棋などでしばしば「読みを入れる」などと使われる言葉でもある。

 

ら行

ランデス

マナ破壊行為のこと。代表的なカードは《マナ・クライシス》など。また、マナ破壊を行うデッキタイプのことも指す。

ライフ→マナクラ→《焦土と開拓の天変》はランデスデッキの理想展開。

一方でビートダウンの戦略の中で、相手のテンポを削ぐ目的でランデスカードを採用するケースもある。もっともわかりやすい例が対ビマナを想定した《未知なる弾丸 リュウセイ》などだろう。

ハンデスが陰キャ戦法などと呼ばれるのに対して、ランデスは「性格が終わってる」などという最高級賛辞を送られることもしばしば。

これはハンデスが「トップに賭ける」という期待値があるのに対し、ランデスは誰にでも詰み状況が明確だから、と言われている。実際嫌われやすい戦法であることに間違いないので、使用に際しては相手と場所をよく考えておきたい。

 

ランプ

マナブースト行為や、それに付随した戦術そのものを指す言葉。元はMtG用語。語源はRamp upだと思われるが、ここは諸説ある模様。

照明器具を指すLampとは異なるため、発音には注意。

例:変にガイアッシュ投げるよりも、栄光から栄光投げてランプしてる時の方がガイ覇は強いよ

 

リーサル

どちらかといえばDCG用語で、相手に対して致死打点があることを指す言葉。「リーサルがある」「〇〇があればリーサル揃う」などと言った使われ方をする。

デュエマに於いてはトリガーやニンジャストライクなどの不確定要素が多いため、単純にジャスキル以上の打点がある場合を「リーサルがある」と呼ぶケースがある。またトリガーを踏んで止まった場合などは「リーサルがなくなった」などと表現する。

 

リアニメイト

墓地からクリーチャーを蘇生する行為。また墓地からクリーチャーを蘇生することを軸としたデッキタイプそのものを指すこともある。

代表的なカードは《インフェルノ・サイン》など。【ムカデループ】などはリアニメイト戦術を組み込んだデッキである。

 

リペア

殿堂などによって従来の構築で組めなくなったデッキに対して、代替のカードを採用して新しく作り直すこと。また、作り直したデッキそのものを指す。(例:赤白ノヴァリペア)

当然ながら、大抵の場合デッキとしては従来に比べて弱体化する。それでも環境で活躍し続けたり(天門ループなど)、或いは別なカードを軸として組み直すことで新たなデッキタイプとなるパターンもある。(チェンジザダンテ→チェンジザドンジャングル)

ただ最近は過去の事例を生かしてか、特にループデッキなどに対してはかなり厳しい制限を掛けることも多いため、リペアの難易度は高い。

好きなデッキであれば、リペアに挑んでみても面白いかも。

 

ループ

特定の行動を繰り返すこと出来る状況、およびその手順そのもの。またデュエマにおいては、アーキタイプの1つとしても認識されることがある。代表的なデッキは【天門ループ】や【カリヤドネループ】など。

相手ターン中に干渉しにくいデュエマにおいて、ループは非常に強力なアーキタイプである。その性質上、ビマナなどの遅いデッキや妨害が少ないデッキには特に強い。

一方でこのアーキタイプが強力になりすぎるのを公式側は危惧している風潮があり、しばしば強力なメタカードを発行されたり、特に厳しい殿堂規制を受けることも多い。

 

連ドラ

連続でドラゴンを出すデッキタイプのこと。「山札の一番上を捲り、それがドラゴンであれば場に出す」といった効果を持つカードを軸に、デッキを構築する。

《紅神龍バルガゲイザー》を発端に、このデッキの歴史は長い。《竜星バルガライザー》、《超天星バルガライゾウ》、そして《爆熱天守 バトライ閣》と山上のドラゴンを出せるカードは登場し続けている。

性質上デッキの大半がドラゴンになるため、見た目はド派手。

また決まったときは宇宙が展開され、その快感を忘れられなくなったプレイヤーが使い続けることから、「シャブライ閣」などと呼ばれることもある。

 

ロック

相手の特定の行動に対して制限を掛けること。

デュエマの場合、召喚制限や呪文制限を掛ける場合にこの言葉が使われることが多い。代表的なカードとしては《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》や《偽りの王 ナンバーナイン》など。また最近では《零獄接続王 ロマノグリラ0世》も強力なロックカードとして活躍している。

なおトリガーに対してロックを掛けることは「トリガー封じ」や「トリガー封殺」などと呼ばれるケースの方が多い。

 

令和

元号。デュエマにおいては、近年登場した強力なカードを言い表す際に使用される。

逆にもう使われなくなったカードやギミックのことを「平成」と呼ぶケースもある。既に令和もそれなりに時が過ぎているため、令和内でも世代交代が起きている模様。

例:《龍風混成 ザーディクリカ》は流石に令和のカードやなぁ……。

わ行

ワシワシ

元はラーメン用語(?)であり、二郎インスパイア系などで使用されている極太麺を「ワシワシ麺」と呼称されることがある(例:ワシワシとした食感の中には~~~)。

転じて、まるで二郎ラーメンを想起させるようなパワーカードを積み重ねたデッキやギミックなどを「ワシワシ」と表現することがある。【4cディスペクター】や【5c蒼龍】などは、この代表とも言える。

またこうしたデッキにボコボコに蹂躙されることを「ワシワシにされた」と言ったりする。

例:ワシワイの4cディスペクターに獅子王ベンギャイアされて負けた

 

割り切り

特定のカードを引かれていたり、特定のプランを通される可能性を承知の上で、それをされた際の勝ち筋をある程度捨てること。

基本的には、捨てた以外の状況になった際に勝てる行動もセットで行う。

また大会などに出る際、特定の対面への勝利を捨てる場合にも使うことがある。

ただし割り切る先を間違えると散々な成績を残すことになるので、出来れば割り切らない方がいい。

例1:次のターンで退化されるプランだけは割り切って、ここはデドダムでリソースを広げておこう
例2:ループ対面だけは割り切って、ビートダウン系のデッキにはしっかり勝てるようにしよう

 

ワンショット

ある程度の下準備をした上で、1枚のカードから起動してゲームを勝ち状況に持っていく行為。および、それを実現するデッキタイプのこと。

代表的なデッキとして【ロマノフワンショット】がある。墓地にある程度の下準備をした上で、蘇生呪文からのチェイン・勝利を狙う。

また【ブライゼシュート】なども典型的なワンショットデッキであると言える。

 

ワンチャン

不利状況を捲るための勝ち筋のこと。その勝ち筋を実現することを「ワンチャン通した」などと表現する。

ちなみに極めて汎用性の高い言葉であるため、日常会話でもしばしば用いられる。時には不利状況じゃなくても使用されるケースもある。

例:「明日デッキ回したいんだけど来れる?」「ワンチャンある」

 

  • Ver0.0 2020/07/17 下書き作成
  • Ver1.0 2022/01/31 突如やる気を出して新規作成
  • Ver1.1 2022/02/01 「墓地ソース」を追加
  • Ver2.0 2023/12/05 大幅な追記・修正
  • Ver2.1 2024/03/22 「ガメる」「ランプ」などを追加、一部語句を修正
  • Ver2.2 2024/10/31 一部語句を追記・修正

 


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