こんにちは、神結です。
昨日デュエマでアップデートが実装され、一部のバグが修正されました。
【HP更新のお知らせ】
総合ルール『召喚に関する裁定変更のお知らせ』ページを更新致しました。https://t.co/DmbNcKQjBo上記の裁定変更に関係するFAQの追加はこちらhttps://t.co/4Tvv94zQ4U#デュエマ
— デュエル・マスターズ公式アカウント (@t2duema) April 14, 2021
……言い方的にはちょっとアレですが、マジのマジでバグみたいなデッキが生まれていたので、処置としては個人的には妥当だと思っています。
そんな訳で昨日はTwitterにて【ゾンビパルテノン】追悼式、及びえっちテクニックお披露目会が開催されました。
ちなみに同型でティーチャーが絡むとひっじょーにごちゃごちゃした状況が発生することは私も知りませんでした。
というわけで、今回はゾンビパルテノン亡き後の環境等について考察していきたいと思います。
ゾンビパルテノンループの立ち位置
そもそもこのデッキってどういうデッキだったの? どういう立ち位置だったの? といった点を簡単におさらいしておこうかと思います。
【ゾンビパルテノンループ】は最速3ターン、平均して5ターン目くらいには現実的に可能なループ式の完全ロックデッキでした。
ちなみにループ方法は至って簡単。
場に予め2体のクリーチャーを出していた状態で、《アクア・ティーチャー》と《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》を揃え、あとは手札の《ゾンビポンの助》を宣言するだけ。これだけで無限ドローループが出来ます。
その後の回し方とか何故その挙動が許されるのかは説明すると結構長いので省略しますが、簡単に言えば毎ターン《エンドレス・フローズン・カーニバル》を撃たれるので、何も出来ないまま時間経過(ライブラリアウト)によって負ける感じですね。従来の【赤白ジョバンニ】みたいなフィニッシュ方法です。もちろん、ゾンパル側は無限にデッキ回復が可能です。
私はCSでサイタさんにスズラン→ホウエイルから4ターンで入られました。
平均5ターン目って色んなデッキ間に合うんじゃないの? と思うかもしれませんが、デッキ名にもある通りこのデッキ自身が《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》を採用出来ることで時間を貰える構造になっています。またアグロ系に対しても一定枚数のトリガーによってだいたい1枚くらいは踏んでしまうため「6点お祈り」みたいなのは通りにくく、もちろん踏んで止まってしまうと増えた手札からループに入られるのがお決まりです。
デッキとしてカードパワーが高かったわけでもないため、あまり評価していないプレイヤーもいましたが、実際対戦してみると相応に強く、本サイトのTierランキングでもTier2に置いていました。個人的な感覚でいうと、1.5くらいの強さだったと思っています。正直なところ1に置いても良かったのですが、オカルトと一緒に並んでいる絵面が最悪だったため一端2に置いていた感じですね。
ただこのデッキも弱点はあって、《リツイーギョ #桜 #満開》を突破するのが非常に難しいんですよね。
このカードが場にあるとそもそも3体目のクリーチャーが場に出ないので《アクア・ティーチャー》によるドローが成立せず、無限ドローが成立しません。
除去は基本的に《疾封怒闘 キューブリック》を使うしかありませんでした。このカードが無理すぎてドロソを《知識と流転と時空の決断》にする、なんてアプローチもありました。
そんな訳でCSに行くと緑の入っているデッキには大抵リツイーギョが入っていました。【アナデッド】はもちろん、なんなら【5cドルマゲドン】なんかもリツイーギョ採用しているんですよね。
一方でリツイーギョが入っていないデッキには強く、【赤青覇道ヴァイカー】には単純に速度勝ちが可能。【オカルトアンダケイン】には《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》で遅延が出来るので総合的には6割くらい取れるため有利。
ハンデスはキツイため【ドロマーオーラ】にはやや不利が付くものの、オーラはどちらかと言えば《ワナビーワラビー》を恐れてGRを5コスト以上に構成してしまったことでGRゾーンからハンデスが飛ばせなくなり、「まあそれならいけるよね」というくらいに落ち着きました。
前述したサイタさんも「リツイーギョ入ったデッキにしか負けてない」と予選後に仰っていました。いや私のデッキにもリツイーギョ入っていたんですけどね。私にも負けてくれても良かった筈なんですがね。
というわけで【ゾンビパルテノン】は冗談や一発ネタでは済まないレベルには強かったんですよね。
個人的にはこのデッキはルールの穴を突いたデッキで(これは誤解のないようにいうと、このゲームではルールの穴を突く奴はマジで偉いですし、すごいです)、挙動も直感的ではなくわかりにくいことから修正が入ったものだと思われます。
ゾンビパルテノン亡き後の環境について
では、このデッキが亡き後、環境はどうなるのでしょうか。
まあ実際のところ、メタカードの採用方法は変わってくるでしょうが、環境上位に大きな変化はないと思います。ただビマナ系統が「パルテノンとリツイーギョどっち採用していいかわからないよ~」と割と困っていたので、ここはスッキリしたとは思います。みんなパルテノンになるでしょう。
そういう意味では《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》の採用は増えると思います。CSなんかでは、みんなが迷わずパルテノンを採用したデッキなんかと当たるケースが増えると思います。
で、「クリーチャー除去には困らないけどフィールドの除去はキツイです」というデッキで、かつパルテノンが刺さるようなデッキは若干面倒事が増えたかな、という印象です。
あとパルテノンは呪文も止めるんですよね。この辺りでとばっちりを受けるデッキは発生してくると思います。【ナウオアループ】なんかはその最たる例でしょう。
とはいえ元々「パルテノンで詰んでいます」といったデッキは環境で大きな顔を出来ていたわけではないので、顔ぶれが変わるとしてもTier2~3以降の話になってくると思います。
現状では明らかに【オカルトアンダケイン】が抜けて強く、そこに他のデッキがどう対抗してくるか、の構図になってくる筈です。
新弾で隠し球があるとまた変わってくるんですが……。
というわけでゾンビパルテノンループの話でした。
今週末に新弾が出るので、それによって環境も多少は変化があると思います。
それも楽しみにしていきたいですね。
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